宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

大崎地域農村生活研究グループ連絡協議会の総会・研修会を開催

2014年03月18日 16時57分38秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

平成26年3月14日に加美町宮崎公民館において,当普及センターが事務局を担当する大崎地域農村生活研究グループ連絡協議会の「平成26年度総会及び研修会」を開催しました。
  当日は多くの会員が出席し,総会では会の運営に関する意見や活動強化に向けた提案が出されるなど,活発に意見交換が行われました。
 引き続き研修会が開催され,地元加美町出身の郷土料理研究家 清野仁子さんからお話をいただきました。
 中高年の婦人の力が地域の食育力向上に重要であること,高齢者が子供の教育に携わることで自分の健康力も高まること,ボランティアだけではなくビジネスとしてのご褒美も考えて行うこと等のお話をいただき,参加者はうなずきながら聞いていました。
 現在,高齢化等によって少しずつ会員が減少しているのも事実ですが,料理講習会や食育活動を通じた郷土の味を伝承しつつ,地域の活性化に貢献できる生活研究グループでありたいと改めて決意したところです。
 普及センターでは, 農村女性の力を十分に発揮できるよう,有意義な研修会や無理せず活動できる体制づくりを目指しながら,今後も支援してまいります。


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石巻地区4Hクラブ連絡協議会が福島県の青年農業者組織と情報交換

2014年03月18日 15時49分20秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 福島県相馬地方青年農業者組織「A.C.ハマーズ2001」が3月9日に農地のほ場整備区域での復興事例の視察のために東松島市の株式会社ぱるファーム大曲を訪れました。
 (株)ぱるファーム大曲の三浦社長からは,被災状況や会社設立の経緯,ほ場整備事業と地域の合意形成等について説明があり,大豆の収量,法人化の苦労,流通加工への取組,若手の雇用等について意見交換が行われました。


 また,石巻地区4Hクラブ連絡協議会の庄司会長からは「交流」をテーマに取り組んできた1年間の直売活動や他県青年農業者組織との交流等の活動報告を行いました。それに対し,A.C.ハマーズ2001からは放射能の風評被害払拭の取組や学校での授業等,互いの活動について情報提供があり意見交換が行われました。その中では合同直売会を開催したという提案もあり,今後の展望についても検討しました。
 石巻地区4Hクラブ連絡協議会はこの交流で平成25年度の活動を終了しましたが,普及センターでは今後も青年農業者の交流促進に努め,地域農業の将来を担う生産者の育成に取り組みます。


<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター 地域農業班
 TEL:0225-95-1435  FAX:0225-95-2999


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「くりはらMMN塾」水稲栽培コースを開講

2014年03月18日 13時49分43秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 平成26年2月14日(金)に県栗原合同庁舎を会場に水稲栽培基礎講座(以下基礎講座)と水稲栽培向上講座(以下向上講座)が始まりました。基礎講座は若い農業者や中高年の就農者,農業法人の従業員など25人を対象に,向上講座は大規模経営者や集落営農組織など19人を対象に農業改良普及センターの作物担当普及員が講師になり,2月14日,2月21日,6月6日,7月11日の4回開催します。
 第1回の基礎講座では,作付計画や栽培管理の要点について水稲の生理生態を説明し,向上講座では,湛水直播と乾田直播栽培の留意点について写真や図で説明しました。第2回目までは座学で基礎理論を学び,第3回,第4回目は現地を中心に肥培管理と病害虫や雑草防除技術を学びます。
 基礎講座に参加した若い受講生は,「稲作作業は覚えたが,理屈を知る機会がなかったので,勉強になった。理屈がわかれば,自分なりに工夫ができる」と話し,米づくりへの意欲が高まっていました。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班    
TEL:0228-22-9404       
FAX:0228-22-6144


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第2回地域特産物利活用研修会

2014年03月18日 10時17分01秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 平成26年3月12日に,女性農業者が取り組む農産加工品・試作品のレベルアップを目的に研修会を開催しました。
 講義では料理教室「具楽」を主宰する早坂具美子氏から,農業者は自分で栽培した原材料を加工することで儲けがでること,原価の高い加工品(洋菓子)は「売る場所」をよく検討すること,ライバルも多いが「量が増える」餅加工は魅力的であること,素朴な和菓子なども売れ筋であること,スーパーの総菜は油分も多く飽きが来るから「かあちゃんの味」が求められること,総菜は売場を華やかにして直売所の「顔」にもなるというお話をいただきました。
 引き続き,参加者が持参した漬物等の加工品・試作品ひとつひとつの味を早坂氏が確かめながら,味付けや盛りつけ方,包装のアドバイスを受けました。また試作品についての早坂氏の評価は高く,自信を持って取り組んでいってほしいとエールが送られました。
 普及センターでは,農村女性の様々な取組を引き続き支援していきます。

 宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班
 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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