宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

ミニトマトの安定生産と品質向上に向けて

2015年06月24日 09時10分50秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
 平成27年6月18日,JAいしのまきミニトマト部会河北北上支部の現地検討会が開催されました。JAいしのまきミニトマト部会には4つの支部があり,各支部とも特徴のあるミニトマト栽培を行っています。
 今回の河北北上支部の現地検討会には支部会員13名が参加し,各ほ場を巡回して生育状況や病害虫の発生状況を見ながら栽培管理のポイントについて確認し合いました。
 早い所では,5月末から収穫が始まり,現在はほとんどのほ場で出荷が行われています。5月の高温少雨により,病害の発生は少ない一方,アザミウマなどの害虫は発生が確認されました。
 総合検討では,梅雨時期の管理に向け,病害の出やすい環境とその対策について,また,害虫の見つけ方や効果的な農薬使用について普及センターから説明を行いました。
 普及センターでは,今後も引き続き安定生産と収量・品質の向上に向けて支援を行って行きます。

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第二班
 TEL:0225-95-7612  FAX:0225-95-2999

 積極的に相互検討

 赤く色づいたミニトマト

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良質のキャベツ栽培に向けて

2015年06月24日 09時05分48秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
 JAいしのまき加工業務用野菜生産部会では,法人,生産組合,個人合わせて8部会員がキャベツの生産を行っており,各ほ場の生育状況の確認と部会員の生産技術向上のため,平成27年6月2日春まきキャベツの現地検討会を開催しました。
 検討会では,3か所のほ場を回り,生育状況を確認しました。そのうち石巻市須江地区のほ場は,地下水位制御システム「FOEAS(フォアス)」が設置されており,4月下旬以降5月にかけて少雨で経過した天候の影響は見られず,特に良好な生育となっていました。
 普及センターからは,殺虫剤のローテーション散布の呼びかけと,小雨乾燥の管理対策について説明を行いました。
 検討会後,6月11日から春まきキャベツの出荷が始まっており,7月下旬まで出荷が続く見込みです。

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第二班
 TEL:0225-95-7612  FAX:0225-95-2999



 適度に湿っているFOEASほ場

 収穫の始まったキャベツ

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