宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

「なとり・ぐるっと親子講座」フラワーアレンジメント体験が開催されました

2016年07月01日 16時16分01秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援
 6月11日(土),6月12日(日)の2日間,名取市民体育館会議室を会場に「なとり・ぐるっと親子講座」フラワーアレンジメント体験が開催されました。
 本講座は,名取市の生産者団体,農産加工グループ,農業関連機関で組織する名取市地域農産物等消費拡大推進協議会主催によるもので,名取市内の小学生の親子を対象に,農業体験を通じて市内の農産物への理解を深めてもらうことを目的としたイベントです。
 田植え体験から始まり,フラワーアレンジメント体験,野菜収穫体験など年5回の開催が予定されています。
 今回のフラワーアレンジメント体験は,東日本大震災による甚大な被害から復興し営農再開している名取市花卉生産組合が講師を務め,花材には組合員が生産したカーネーションとばらが使用されました。
 市内の親子23組,計75名が参加し,それぞれの感性を活かした素晴らしい作品ができ上がり,名取の花の魅力について理解が深まるとともに,親子で楽しめた講座となりました。

 <連絡先>
 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
 TEL 0223-34-1141  FAX 0223-34-1143


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登米りんご病害虫防除講習会が開催されました

2016年07月01日 15時55分49秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
 去る6月14日に,JAみやぎ登米りんご生産部会で病害虫防除講習会が開催されました。
 本部会では毎年,病害虫防除技術の向上を目的として生産者約30人を対象に,病害虫防除講習会を開催しています。
 今年度は春先から気温が高く推移したことに加え,開花時期に降雨が多かったことから病害の発生が懸念されるため,普及センターから現在の病害虫発生状況を報告し,今後の対策について説明しました。次に植物病害の発生要因と伝染形態といった基礎知識から,農薬の上手な使い方として,病害発生源の密度を下げる方法,薬剤の種類に応じた防除方法,作用性の異なる薬剤のローテーション散布方法等を紹介し,降雨前散布の徹底や散布間隔が間延びしないよう注意喚起を促しました。これら病害の生理生態や農薬の基礎知識については,これまでも繰り返し講習を重ねていることから,理解が深まってきているようです。
 また,今年度は開花時期の天候に恵まれず,りんごの結実率が不良な状況であったため,受精のしくみや花粉の取り扱い,効果的な人工授粉方法について今一度振り返ったところ,生産者からは「初めて聞くこともあり,改めて勉強になった。」といった声も聞かれました。
 普及センターでは今後も生産技術の課題解決に取り組んでまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522

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