宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

県内各地のなし生産者が角田市に集う

2016年07月26日 15時08分07秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 7月13日角田市を会場に,宮城県なし現地検討会が開催されました。この検討会は2年ごとに角田市,利府町,小牛田町,蔵王町の4地域のなし産地が持ち回りで開催しており,角田市における開催は8年ぶりとなりました。
 
 午前の部として,なし園2箇所を視察しました。各園主から,耕種概要について説明がありました。現地においては,県内全域で発生の多い黒星病やナシキジラミ,改植で問題となる紋羽病等の病害虫,樹に被害を与えるイノシシ対策について意見交換が行われました。

 午後の部は角田市民センターにおいて,宮城県農業・園芸総合研究所の職員を講師に,開花時期や果実肥大等の生育状況の説明や,花芽を多くするための枝の誘引方法等の栽培管理,樹を食害する枝幹害虫対策について研修会が開催されました。


害虫対策を真剣に聞き入る参加者

 参加者から「角田市の園地では病気が少なく,防除方法を見習いたい」,「越冬病原菌を減らすために秋季防除を徹底したい」など,視察園を参考に黒星病対策を見直す内容の感想が聞かれました。

 次回は2年後の平成30年,利府町を会場に再び県内の梨生産者が集い,なし栽培について議論を深めることでしょう。

〈連絡先〉宮城県大河原農業改良普及センター
      TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138

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お盆菊出荷前に査定会で目揃えを行いました

2016年07月26日 07時41分19秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 平成28年7月19日柴田花き選花場において,JAみやぎ仙南花き部会がお盆菊出荷査定会を開催しました。お盆用菊の出荷を間近に控え,出荷先5市場の担当者から菊を見ながら切り前(出荷時の花の咲き具合)等の説明がありました。
 また,JA全農みやぎや各市場からは市況について,地元JAからは出荷規格や検査・配送体制について,普及センターは今後の栽培管理等の説明を行いました。
 出席した40名の生産者は熱心に注意事項に耳を傾けるとともに,出荷前の管理や出荷品質について再確認をしていました。
 生産者から,今年の菊の生育は順調に進んでいるので,最後まで気を抜かないで頑張りたいと意欲のある声が聞かれました。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第二班
      TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138

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