宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

石巻地区農村教育青年会議を開催しました

2017年01月26日 10時58分14秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 平成29年1月20日に宮城県石巻合同庁舎において,石巻地区4Hクラブ連絡協議会(会長:阿部欣悦,会員数:19名)主催による石巻地区農村教育青年会議が開催されました。当会議は,地域農業の核となる青年農業者が直面する課題の解決方法を探るとともに,新しい農業の発展方向を見いだすことを目的に毎年開催しています。
 今年度は「農村青年の主張」の部で,大山徹さんが「牛といちご」と題して発表しました。大山さんは農業外で就業した後,叔父の農家を継ぐべく,宮城県農業大学校畜産学部に入学し,人工授精師等の資格を取得するなど畜産業を始める準備をしていましたが,諸事情から畜産経営を見送り,東松島市内の農業法人に雇用就農することになりました。法人では,いちご担当として一からの勉強となりましたが,やりがいと楽しさを感じるようになったとのことです。一方,当初予定していた畜産への想いも捨てきれず,「牛」と「いちご」で葛藤する姿が表現されていました。
 また,「クラブ活動発表」では,石巻地区恒例の直売会や農大生との交流会に加え,県農村青年のつどいでの優勝や東北農村青年会議福島大会での発表など,充実した活動内容が発表されました。
 なお,2つの発表は2月4日に開催される県農村教育青年会議において発表しますので,当日いただいた意見を反映させて,上位入賞できるような内容に仕上げていくとのことです。


 <連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班
  TEL:0225-95-7612  FAX:0225-95-2999


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