宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

登米地域に新たにねぎ部会が設立されました。

2017年05月01日 17時01分53秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 去る4月19日,登米地域で新たにJAみやぎ登米ねぎ部会(部会員40名)が設立され,ホテルニューグランヴィアにおいて設立総会が開催されました。
 ねぎは,加工・業務用野菜として端境期出荷の要望も多くなっており,登米地域でも,新たな作型の取り組みに向けた試験栽培がなされ,成果が期待されております。そうした中で生産者が一丸となり,今後の生産安定や品質向上等に取り組むことで,産地のさらなる発展を目指すために部会設立の運びとなりました。
 総会終了後は栽培講習会が開催され,サカタのタネ職員から夏秋どり栽培に関する排水対策,アザミウマ他各種病害虫への対応策について,普及センターからは,ねぎの農薬選定について情報提供を行いました。今後も引き続き,栽培技術指導等をとおして,ねぎ産地発展に向けた支援を行ってまいります。

<連絡先>
 宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
 〒987-0511 
 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
  電話:0220-22-6127 
  FAX:0220-22-7522


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放牧を待ちわびる丸森町営牧場の牛たち

2017年05月01日 09時25分51秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 丸森町営牧場は福島県に接する宮城県最南端,丸森町筆甫地区にあります。標高500mを超える場所に昭和46年設置され,農事組合法人丸森町酪農振興組合が管理している牧場です。

 4月19日同牧場で冬を過ごした成牛80頭と子牛2頭を対象に,健康診断が実施されました。検査内容は血液検査と体重測定でしたが,観察による健康状態の確認も行いました。また,同時に放牧時に寄生するダニの通り道である背中に,殺ダニ剤を1頭1頭散布しました。

       
体重測定              採血時の牛

 検査時は放牧している牛を複数人で追い込み,牛の尾からの採血が行いやすいように牛の同じ向きに並べ検査を行います。牛を追い込む作業は,複数人での連携が必要不可欠です。成牛だけでなく,子牛も検査を行われました。

 気温が上がり牧草の伸び始めると,舎飼いされていた牛たちに広い放牧地を駆け回る季節がやってきます。さらに,5月17日には新しい仲間(牛)を迎え,平成29年度の入牧式が行われます。

〈連絡先〉宮城県大河原農業改良普及センター
      TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138


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