JA古川では,平成29年度に大豆栽培に取り組む100の生産組織等に対して,関係機関から様々な情報提供を行うため代表者会議を開催しました。
普及センターからは,昨年度までの栽培状況を踏まえた留意点として湿害対策と難防除雑草対策について説明しました。湿害対策では,集中豪雨も含めた排水技術として明渠の重要性を再確認するとともに、地下排水の技術として弾丸暗渠,心土破砕(サブソイラ)や新しい技術であるカットドレーンを紹介するなど、地表と地下を組み合わせた効率的な排水技術の重要性を説明しました。難防除雑草では県内で顕在化しつつある5種類の雑草を取りあげ,その生態的な特徴と防除方法を説明しました。特にほ場へ侵入初期の防除の重要性を強調し生産者へ注意喚起しました。
普及センターでは,以上の留意点を含めて生産組織等が取り組む品質向上・増収対策について支援していきます。
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