去る4月27日,登米市でJAみやぎ登米なす部会現地検討会が開催されました。部会員約20名が参加し,3月中旬に定植された石越地区3か所のハウスなすを巡回しました。なす部会では,今年3名の新規会員を迎えましたが,近年新規会員の加入が続いていることから,基礎栽培技術の向上が課題になっています。また,一部で導入している単為結果性品種の栽培技術検討も重要な課題であり,生育等の検討を行いました。
検討会で巡回したほ場のなすは一番果がピンポン球程度に肥大しており,参加した種苗メーカーからは保温管理の徹底や定植後の管理のポイントについて説明がありました。普及センターからは,今後の天候予想と病害虫の発生や適期防除を呼びかけました。
部会検討会は今後も毎月開催される予定です。普及センターでは,引き続き施肥改善や害虫モニタリング等の技術情報提供を行うことにしています。
<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511
宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
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FAX:0220-22-7522