宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

登米市産なす「美・茄子(び~なす)」の現地検討会が開催されました

2017年05月11日 15時49分33秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 去る4月27日,登米市でJAみやぎ登米なす部会現地検討会が開催されました。部会員約20名が参加し,3月中旬に定植された石越地区3か所のハウスなすを巡回しました。なす部会では,今年3名の新規会員を迎えましたが,近年新規会員の加入が続いていることから,基礎栽培技術の向上が課題になっています。また,一部で導入している単為結果性品種の栽培技術検討も重要な課題であり,生育等の検討を行いました。
 検討会で巡回したほ場のなすは一番果がピンポン球程度に肥大しており,参加した種苗メーカーからは保温管理の徹底や定植後の管理のポイントについて説明がありました。普及センターからは,今後の天候予想と病害虫の発生や適期防除を呼びかけました。
 部会検討会は今後も毎月開催される予定です。普及センターでは,引き続き施肥改善や害虫モニタリング等の技術情報提供を行うことにしています。

 <連絡先>
  宮城県登米農業改良普及センター  先進技術班
  〒987-0511 
  宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
   電話:0220-22-6127 
   FAX:0220-22-7522


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栽培・経営・仲間作り! ~みやぎ農業未来塾(1回目)~

2017年05月11日 10時03分26秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 平成29年4月25日(火)に農業・園芸総合研究所において,亘理農業改良普及センター主催の新規就農者を対象とした研修会を開催しました。亘理農業改良普及センターでは,新規就農者の技術向上と交流を目的に研修会や情報交換会を平成26年12月から定期的に開催しています。

 今年度は5回の開催を計画しており,第1回目の今回は野菜の生育段階に応じた栽培管理を学ぶため,農業・園芸総合研究所を会場に実施しました。はじめに経営研修として参加者自らで今年度の営農計画を作成し,売上予測を立てました。次にほ場へ移動し,露地栽培ではタマネギ,ズッキーニ,スイートコーンについて,施設栽培ではメロン,トマト,いちごについて,講師から栽培上のポイントの説明を受けました。

 参加した9名の新規就農者の方は,それぞれに自らの栽培管理に照らし合わせて講師に質問したり,参加者相互で情報交換したりと,積極的に技術の研鑽を行いました。

 この研修は収穫作業まで継続的に行う予定で,参加者に実りある研修となるよう進めていきます。

 

<連絡先>
 宮城県亘理農業改良普及センター  地域農業班
 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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