宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

登米市地域計画作成に係る「協議の場」実施に向けて動き出しました。

2023年11月06日 17時06分41秒 | ②新たな担い手の確保・育成

登米市では地域農業の未来設計図となる「地域計画」の策定に向けて、農業者からの意見を反映した計画とするため、市内9地区で「協議の場」を実施することとしています。

去る10月25日「協議の場」の実施に向けて、有意義な話し合いとなるよう、登米市農業委員、農地最適化推進委員、認定農業者連絡協議会の役員に対して、事前の打ち合わせ会を開催しました。

登米市から「地域計画」策定の目的や意義、農業委員会からは「地域計画」と併せて作成する「目標地図」素案の作成について説明したほか、協議の場の運営を担う㈱NORTH AIMの宮村氏から地域の話し合いの進め方について説明がありました。

普及センターからは、昨年、県のモデル事業で登米市内の中田地区を対象として実施した「協議の場」の実施状況について、情報提供を行いました。

普及センターでは、今後実施される「協議の場」が適切に実施され、地域の意見を反映した「地域計画」が策定されるよう支援してまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522


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カーネーションIPM現地検討会を開催しました

2023年11月06日 12時35分56秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 名取市花卉生産組合のカーネーション生産者は、化学合成農薬だけに頼らず天敵を活用する等、様々な技術を併用して病害虫の発生を抑制するIPM(総合的病害虫管理)に取り組んでいます。

 普及センターでは、令和5年10月27日に、カーネーションIPM現地検討会を名取市内の現地実証ほ等で開催し、夏季に行った調査内容を取り組んだ生産者による説明も交えて振り返り、これまでの成果と課題を整理しました。

 高柳地区集会所に会場を移して行った室内検討では、農業・園芸総合研究所園芸環境部から、今シーズン、被害が多く見られたオオタバコガの防除対策について情報提供があり、出席した生産者は、効果的な防除のタイミング等、対策のポイントを確認することができた様子で、「とても参考になった」との声が多く聞かれました。

 花き分野でのIPMは導入事例が少なく、名取市花卉生産組合の試みは、先進的な活動であり、地域への定着が期待されることから、普及センターでは今後も支援を行っていきます。

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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大豆の収穫に向けて、代表者会議が開催されました。

2023年11月06日 08時59分27秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和5年10月20日(金)、JA古川の大豆生産組織代表者会議が開催されました。今年、JA古川では1,168haの農地で大豆の栽培に取り組んでおり、まもなく収穫時期を迎えます。  

 会議には各生産組織の代表者が集まり、収穫用コンバインや乾燥調製施設の利用方法について確認を行いました。普及センターからは、生育状況や収穫適期の判断方法について説明しました。今年は特に、生育が良好なほ場では、莢が茎の下部にまでついているため、刈り取りの高さに注意し、土を掻き込まないようにすること、また雑草が多発しているほ場が散見されるため、収穫前に雑草の抜取りを行い、汚粒の発生防止に努めることを呼びかけました。

 普及センターでは、引き続き大豆の高品質安定生産に向けて、技術支援を行っていきます。

 

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0229-91-0726  FAX:0229-23-0910


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