宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

河北せりの現地検討会が開催されました!

2023年11月21日 17時13分31秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和5年11月1日に河北せり振興協議会の現地検討会が開催されました。石巻市河北地区で生産されるせりは「河北せり」として、青果物では県内初のGⅠ(地理的表示)登録をされています。

 現地検討会では協議会員12人が参加し、各ほ場を巡回しながら、生育中の冬せりの栽培管理、病害虫管理について検討を行いました。

 今夏の高温により、種田において葉が焼けるなど被害をがあり、冬せりへの影響が心配されましたが、順調に生育し、すでに出荷が始まっています。12月の最盛期に向け、出荷量も増加する見込みです。

 普及センターでは今後も、ほ場の巡回等を行いながら、良品質なせり生産を目指して技術指導を行っていきます。


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若手農業者を対象とした経営管理講座を開催しました

2023年11月21日 15時52分19秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 大河原農業改良普及センターでは、新規就農者を含む若手農業者が、経営の計数化を通して経営改善を図るよう、みやぎ農業未来塾「若手農業者経営管理講座」を開催しました。

 講座は11月9日、20日の2回行い、職員を講師に、簿記記帳の目的や複式簿記の仕組み、日常の仕訳、簿記特有の会計処理について講義を行い、毎回8名程度の農業者が参加しました。

 農業特有の勘定科目や消費税の複数税率、補助金を受けた場合の圧縮記帳など、難しいところもありましたが、参加者は説明を熱心に聞き入っていました。

 参加者の中には令和5年から青色申告制度を利用する方もいて、今後はそれぞれの状況に合わせて個別に支援していきます。

 普及センターでは会計管理を通して経営改善につなげる農業者が増えるよう、引き続き支援を行ってまいります。

 

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 地域農業第二班

TEL:0224-53-3591 FAX:0224-53-3138


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令和5年度ルーラルガイド講習会が開催されました

2023年11月21日 10時37分27秒 | ②新たな担い手の確保・育成


 令和5年11月14日(火)に、県栗原合同庁舎会議室で、令和5年度ルーラルガイド講習会が開催され、20人が参加しました。
 はじめに、株式会社WATALIS代表取締役引地恵氏より、「アップサイクルで創る懐かしくて新しい未来」と題して、東日本大震災の被災地である亘理町で、農村に古くからあるものを素材に新しい価値を生み出し、伝統文化の伝承と発信を行っている同社の活動について講話がありました。
 続いて、実習では、蜜蠟キャンドルリース作りが行われました。初めての体験に苦戦しながらも、各々の個性が輝いた作品が生まれていました。
 参加者からは、「人と人とのつながりや出会いの大切さを学んだ。」、「自分の家に眠っている着物の活用について考える良い機会になった。」等の声が聞かれました。



<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班    
TEL:0228-22-9437       FAX:0228-22-6144


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