宮城の農業普及現地活動情報

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みやぎ食材伝道士認定に向けた生産現場実習「りんごの摘果作業」が 亘理町の遠藤果樹園で開催されました

2024年06月07日 15時24分28秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 令和6年5月30日(木)、亘理町の遠藤果樹園においてみやぎ食材伝道士「農林水産物生産現場実習「りんご」」が開催され、ホテル等の料理人3人が参加し、摘果の実習を行いました。みやぎ食材伝道士認定事業は、農作業実習等を通して生産者と料理人が交流を深め、料理人の方々により深く仙台地域の食材に関心や愛着を持っていただくことで、地域食材の利用拡大を推進することを目的に、平成19年度から実施しているものです。一定の現場実習を実施した料理人を認定し、料理の提供を通じて生産者の想いを消費者に伝え、消費者の地産地消に対する意識向上に寄与することを目指しています。

  実習では遠藤果樹園の三代目遠藤圭一さんと範子さんから丁寧に作業の説明を受け、「ふじ」と「シナノスイート」の摘果を行いました。参加者は、中心果のみ残し、残りの側果を慎重に切り落としていきました。

 摘果作業を行うことは、今年だけでなく、来年、再来年のりんごのためになること、直売しているお客様に対しておいしく大きく実らせるために重要であること等ご夫妻の熱い想いが伝えられました。参加した料理人の皆さんは、りんご栽培について理解を深め、さらに、品種に関する知識も得たいと意欲的でした。当普及センターからも亘理のりんごの特徴を伝えるとともに、今秋の実習作業(葉つみ・玉回し)を案内しました。今後とも当地域の農産物の利活用拡大に向けた取組を支援していきます。

 

<連絡先>宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

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