JA新みやぎみどりの管内の涌谷町は東北最大級の小ねぎ産地であり、生産された小ねぎは「仙台小ねぎ」として全国に流通しています。
JA新みやぎ仙台小ねぎ部会の定例の土壌診断研修会が2月4日(火)に開催されました。
普及センター職員が講師となり、土壌診断の結果に基づき、小ねぎ部会全体の傾向や課題を説明するとともに、小ねぎ部会土壌対策班で行った太陽熱土壌消毒と緑肥の試験の取組を紹介しました。また、各部会員の土壌診断結果についても個別に解説を行い、今後の施肥方法などの改善策を検討しました。
全体で、肥料成分の蓄積が見られることから、窒素単肥など土壌診断に基づいた施肥の取組を今後も継続していくように呼びかけました。
生産者からは、堆肥等の有機物施用や緑肥の効果について活発に質問が出され、土づくりへの意識の高さがうかがえました。
普及センターでは、引き続き持続性の高い小ねぎ生産に向けて土づくり等の支援を行っていきます。
研修会の様子
<問合せ先>
美里農業改良普及センター 先進技術班 TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225