宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

内ノ目地区担い手法人設立に向けた発起人会が開催されました

2025年03月07日 10時24分35秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

登米市東和町の内ノ目地区は農地整備事業の活用を希望し、令和8年度採択に向けて取り組んでいます。具体的には、事業目標年度である令和17年度までに、新規に法人を設立し、担い手となる1法人に農地を集積・集約化するとともに、新たに高収益作物を作付けする計画です。このため、当普及センターでは内ノ目地区での法人設立と高収益作物試作の支援を行うこととしています。

令和7年2月26日(水)に、地区担い手による発起人会が開催され、関係機関も含めて8人が出席しました。今回は目標とする法人像や法人自体の態様、地代の金額設定など、広範な話し合いが行われました。今後は3月に予定されている発起人会でさらなる検討を進めるとともに、高収益作物の試作準備を行うこととしています。

普及センターでは、今後も関係機関と連携し、内ノ目地区地域営農構想の実現に向けて支援していきます。

 

 

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522  


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新規就農者が先輩農家から技術を学んでいます!

2025年03月07日 10時22分58秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 今年度、果樹・野菜部門で就農した新規就農者が「登米農業マイスター制度」による個別技術指導を受けています。「登米農業マイスター制度」とは、新規就農者の早期の生産技術習得や経営安定化等を目的に、地域の熟練農業者を登米マイスターとして新規就農者のもとへ派遣し、個別技術指導により管理技術等について学ぶ登米市独自の事業です。

 令和7年2月13日(木)にマイスター巡回が行われました。今回は迫町のアスパラガスを生産しているマイスターのほ場を見学し、栽培上注意する点について詳しく説明いただきました。マイスターからは肥培管理などについての資料も提供していただき、新規就農者も栽培への理解が深まったようで活発な情報交換が行われていました。

 次回は3月中旬に開催される予定です。普及センターでは、今後も市やマイスターと連携しながら新規就農者の技術向上を支援していきます。

 今年度、果樹・野菜部門で就農した新規就農者が「登米農業マイスター制度」による個別技術指導を受けています。「登米農業マイスター制度」とは、新規就農者の早期の生産技術習得や経営安定化等を目的に、地域の熟練農業者を登米マイスターとして新規就農者のもとへ派遣し、個別技術指導により管理技術等について学ぶ登米市独自の事業です。

 令和7年2月13日(木)にマイスター巡回が行われました。今回は迫町のアスパラガスを生産しているマイスターのほ場を見学し、栽培上注意する点について詳しく説明いただきました。マイスターからは肥培管理などについての資料も提供していただき、新規就農者も栽培への理解が深まったようで活発な情報交換が行われていました。

 次回は3月中旬に開催される予定です。普及センターでは、今後も市やマイスターと連携しながら新規就農者の技術向上を支援していきます。

 

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522  


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女性農業者ステップアップ講座「学んで、食べて、作って、まるごと米セミナー」を開催しました

2025年03月06日 14時25分31秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和7年2月6日に、岩沼市のハナトピア岩沼を会場に当普及センター管内の女性農業者9人が参加し、女性農業者ステップアップ講座「学んで、食べて、作って、まるごと米セミナー」を開催しました。

 今回のセミナーは、「米」をテーマに本県における米の生産・流通の状況や歴史、栄養成分等についてのミニ講座のほか、米4品種(ひとめぼれ、だて正夢、金のいぶき、つきあかり)の食べ比べや、米粉を活用したスイーツ作り(いちごゆべし、ココアゆべし、スティッククラッカー)の実習を行いました。参加者のほとんどは、水稲を栽培しており、米を主食としている方が大半でしたが、「試食した米の中では、「ひとめぼれ」以外はなじみがなく、初めて食べた」という参加者が多く、特に「金のいぶき」に対して関心が集まっていました。

 スイーツ作りでは、これまで交流機会がなかった女性農業者同士が、和気あいあい情報交換しながら、作業する姿が見られました。

 女性農業者は、地域農業の発展において重要な役割を担っており、今後も多様な分野において活躍が期待されています。普及センターでは、今後も女性農業者が自信を持って経営や組織活動に参画するための支援を行っていきます。

 <連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

 

 

 


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選ばれる職場づくりとは?「農業経営研修会」を開催しました

2025年03月06日 13時21分02秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

美里農業改良普及センターでは令和7年2月13日に「~選ばれる・辞めない職場づくりとは~」をテーマに農業経営研修会を開催しました。当日は暴風警報が発令されるなど荒れた天気になりましたが、農業法人や関係機関等から約17名が参加しました。

研修会は特定社会保険労務士の松倉惠子先生を講師に迎え、若者が離職する理由や職場におけるハラスメントなどの課題、雇用した後の人材育成の考え方など、雇用する上で整備しなければならない職場環境・規則などの説明がありました。また、Z世代と言われる若者の考え方の特徴についても、「役に立っている」という実感が欲しい、「○○ガチャ」と言われるように上手くいかなかった場合は自分ではなく周りに原因があると考える傾向がある、などの話がありました。そのため、採用する場合は、将来的にはどのような人になって欲しいかを考えながら選考し、相手との関係が一方的にならないよう、双方向でコミュニケーションをとれる職場づくりが必要とアドバイスしていただきました。参加者からは、「ハラスメント対策など、具体的に説明があり参考になった。」などの感想が寄せられました。

法人の将来を見据え、雇用を考えている法人は増えています。一方、少子高齢化が進み、採用状況は「売り手市場」で、農業のみならず新規学卒就業者の早期離職が課題になっています。このことから、農業においても若者に就職してもらえる就業環境づくりが求められています。

普及センターではこれからも農業法人等の経営の発展を目指し、各種課題の解決に取り組んでいきます。

<問合せ先>

  美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225

 


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名取市のカーネーション栽培におけるIPM実証について情報提供しました

2025年03月05日 15時54分00秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

    令和7年2月21日に名取市高柳集会所において、名取市花卉生産組合の通常総会が開催されました。その中で、令和6年度の事業の一環として取り組まれたカーネーション栽培におけるIPM実証について当普及センターから情報提供しました。

 この実証は、赤色防虫ネットのハウス開口部への設置と光反射資材等のマルチ施用を組み合わせてアザミウマ類の効果的な防除体系の検討と、併せてマルチ施用による夏季の地温抑制による開花への影響を確認したものです。この結果から、赤色防虫ネットや光反射資材のマルチ施用のアザミウマ類のハウス内への飛来抑制や、光反射資材マルチの地温抑制に対する有用性が確認されました。

 当普及センターでは、今後とも生産改善の取組を支援していきます。

 

 <連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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南三陸町でぶどうせん定枝炭化実演会が開催されました

2025年03月04日 09時13分08秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 南三陸町の南三陸大粒ぶどう協議会では、環境にやさしい栽培の実施を会の要領として定めており、農薬の使用削減や町内の未利用資源を有効活用した土づくり等を行っています。この取組をさらに強化するため、これまで焼却や野積み処分されていたぶどうのせん枝を炭(バイオ炭)にして土壌に施用する取組を令和7年度から実施することにしています。この取組は、せん定枝に含まれる炭素を炭にして長期間土壌中に貯留させることで、温室効果ガス排出量を削減する効果が期待できます。

 2月14日にせん定枝炭化実演会が町内果樹園地を会場に開催され、無煙炭化器を使った炭化方法や取組の効果について学んだほか、消防署と町環境対策課から実施前の届出や火災防止、周囲への煙や臭いなどに注意する等の指導を受けました。参加した会員からは、「これまで処分に困っていたせん定枝を有効活用できる良い取組だ」などの前向きな声が多く出されました。

<連絡先>

 宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0226-25-8069   FAX:0226-22-1606


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令和6年産稲作の総合検討会が開催されました

2025年03月03日 13時37分48秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和7年2月5日にJAみやぎ登米迫町域肥料・農薬研修会が、2月14日にはJAみやぎ登米豊里稲作部会の実績検討会がそれぞれ開催されました。

 迫町域肥料・農薬研修会では、迫稲作経営部会の会員を中心に、部会員以外からも多くの生産者が参加しました。はじめに、JA全農宮城県本部米穀部から宮城県産米の販売情勢について情報提供いただき、令和6年産の米価は大幅に上昇したこともあり、販売状況や販売先の需要品種等の情報について生産者も関心が高い様子でした。

 豊里稲作部会では、ササニシキの栽培に意欲的に取組んでおり、生育調査結果と部会で作成した栽培ごよみを照らし合わせながら生育経過や収量品質の確認を行いました。

 普及センターからそれぞれの会場で、令和6年産の稲作の総括と令和7年産の作付けのポイントとして、倒伏要因の考察やばか苗病対策などについて説明しました。

 普及センターでは、今後も登米管内の水稲の収量と品質の向上を目指した取組について支援を行ってまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522


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寒風の中、直播たまねぎ現地検討会を開催!

2025年03月03日 11時30分57秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和7年2月19日に、直播たまねぎに取り組んでいる農業法人のほ場を会場に、JAいしのまき主催による今年度3回目の直播たまねぎ現地検討会が開催され、東松島市内3法人のほか、JAいしのまき園芸課や東松島営農センター、全農みやぎ、機械メーカー等が出席しました。

 現地検討会では、休眠していたたまねぎが越冬し、新葉を出していることを確認しました。「苗立ち率」は半分程度で、不十分ではありますが、昨年よりも向上しています。

 現地ほ場確認後は、東松島営農センターを会場に「関係機関会議」を行い、全農みやぎと普及センターからそれぞれ雑草や病害虫防除、機械導入に係る補助事業の情報を提供しました。

 普及センターではJAいしのまきと連携して,直播たまねぎの安定生産を推進していきます。 

   令和7年度打合せの様子        2/19現地の様子

<連絡先>

 宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第二班

 TEL0225-95-1435 FAX0225-95-2999


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農業法人経営力向上研修会を開催しました。

2025年03月03日 11時02分27秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

令和7年2月7日、JAいしのまき農業情報センターで、農業法人経営力向上研修会を開催しました。「農業法人の未来を切り拓け!激変する経営環境に立ち向かう」をテーマに、YACコンサルティング顧問古髙伸一先生から講演をいただきました。

内容は、①農業法人の持続的成長と経営戦略、②人材確保と育成の重要性、③最新技術による生産性向上、④農業経営の新たなビジネスモデルの4つのポイントについて講演をいただきました。

講演終了後は、個別相談時間を設け、各法人毎の悩みや展望を講師に直接投げかけてアドバイスを頂きました。話は盛り上がり設定時間では足りない程でしたが、検討を深める良いきっかけになったようです。

普及センターは今後も、問題が解決できるよう継続して支援して行きます。

<連絡先>

 宮城県石巻農業改良普及センター TEL0225-95-7612 FAX0225-95-2999


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いしのまき地域の園芸を活発に!園芸特産振興会議を開催!

2025年03月03日 10時59分07秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和7年2月18日に本年度最終の石巻地域園芸特産振興会議を開催し、園芸振興に係る活動実績や新年度計画について、JAいしのまき及び東松島市の担当者と検討しました。

 検討後、近年被害が拡大している「タバココナジラミ」による「トマト黄化葉巻病」の拡大抑止や「河北せり」の産地維持について意見を交わしました。

普及センターでは、令和7年度から「タバココナジラミによるトマト黄化葉巻病の発生抑制」のプロジェクト課題に取り組むことから、関係機関からの意見や協力についてお願いした。

園芸生産の現場では、担い手不足や資材高騰、夏の異常高温、病害虫発生期間の長期化など、厳しい環境下にありますが、普及センターでは関係機関と協力し、今後も石巻地域の園芸振興を進めていきます。

 

<連絡先>  宮城県石巻農業改良普及センター先進技術第二班

       TEL 0225-95-1435 FAX 0225-95-2999

 


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