令和6年6月3日(月)にJAみやぎ亘理南部営農センター管内にて、「ピーマン・パプリカの現地巡回指導会」が開催されました。夏に向けて定植後の生育確認と、現地指導を兼ねて開催したものです。
山元町山下地区では10人程の生産者がピーマンとパプリカを栽培しています。県南地区の温暖な気候と、パイプハウスを利用し、秋遅くまで出荷しています。
現地巡回は関係機関4人で、6人の生産者を巡回しました。ピーマンでは、アブラムシや斑点病に注意し、適切に防除するよう助言しました。パプリカでは、4月以降の天候により草勢が強くなっているため、最初の果実はやや大きめにしてから摘果する等、生殖成長とのバランスをとるようにすることと、葉欠き、整枝等の管理作業を今後強めに行うことなどをアドバイスしました。
巡回の結果、今年の生育は順調でしたが、虫の発生がやや多かったため、生育を見ながら適切な防除を呼びかけました。普及センターでは、収量アップに向けた管理等の支援を引き続き行っていきます。
<連絡先>
宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143