宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

地産地消レストランにおけるメニュー指導会を開催

2021年01月21日 09時26分23秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 令和3年1月12日,登米市南方町の道の駅みなみかたレストラン「四季食彩野の花」において,女性スタッフを対象としたメニュー指導会を開催しました。

 「野の花」は,開業16年間,地元食材をふんだんに使ったバイキング料理を提供してきましたが,新型コロナウィルス感染拡大の影響で,バイキング形式を見直すこととしました。

 そこで,ホテルレストランの料理長も務めた地元の和食料理人を招き,出汁からさらなる味の向上,調理の下準備や段取り等の調理技術,作業動線も指導いただきました。特に,南方の特産品を使ったニラ玉を差別化商品とするため,様々な助言がありました。また,個別接客が初めてとなることから,配膳やフロアの動線についても皆で検討しました。

 普及センターでは,今後とも女性農業者の能力向上支援に取り組むとともに,女性農業者の活動を支援していきます。

<連絡先>

宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522 


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次作に向けて,水稲直播栽培勉強会「総合検討会」を開催しました

2021年01月20日 11時22分21秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 亘理農業改良普及センターでは,令和元年度から,乾田直播栽培を志向する経営体の技術力向上を目的に「直播栽培勉強会」を立ち上げ,参加者同士の情報交換や技術的課題の対策について支援しています。

 令和3年1月15日,一年間の勉強会の総まとめとして,ハナトピア岩沼を会場に「総合検討会」を開催し,管内の水稲生産者を中心に関係機関を含めて47名の参加がありました。

 研修は,農研機構 東北農業研究センターの赤坂舞子上級研究員及び浪川茉莉研究員を講師に招き,「乾田直播に効果的な除草体系」及び「乾田直播栽培の施肥・追肥」について講演いただきました。

 参加者は真剣な眼差しで講演に耳を傾けており,次作の水稲直播栽培に向けて,さらに意欲が高まったようです。

 

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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農事組合法人iファームが経営改善に向けてGAP取組の基本を学習!

2021年01月19日 16時16分08秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 令和3年1月15日(金)に栗原市志波姫地区の農事組合法人iファームがGAPの基礎を学ぶ勉強会を行いました。
 農事組合法人iファームは,水稲・大豆など土地利用型作物中心の経営を行っており,現在,農薬の保管・使用に関する管理点に着目し部分的にGAPに取り組みはじめていますが,幅広い視点での生産・経営改善やより良い組織運営を目指し,役員及び社員が全員参加してGAPの基本的な考え方を学びました。
 普及センターからは,労働安全等の「5つの柱」から問題点を考えてみること,継続的なPDCA(Plan-Do―Check―Action)や自分達に適したルールづくりの重要性などを説明しました。また,動画も紹介し,実践している生産者の声やGAP全体像を実感していただきました。
 役員からPDCAの考えが参考になったとの感想があり,今後話し合いをしながらGAPに取り組んでいくための共通認識を持つ機会となりました。普及センターでは今後もGAPに関心のある農業法人への支援を継続していきます。


<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
 TEL:0228-22-9404  FAX:0228-22-6144


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いちじくの商品開発に向けて専門家派遣を行いました

2021年01月19日 08時38分33秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

 亘理農業改良普及センターでは,若手女性農業者の起業活動や6次産業化支援の一環として,令和3年1月14日に山元町のいちじく生産者である「株式会社やまうち農園」へ,いちじくを使った新商品開発のための専門家派遣を実施しました。昨年11月に引き続き,2回目です。

 今回の専門家派遣では,株式会社仙台国際ホテル 土屋貴幸シェフ パティシエを講師に招き,いちじくを使ったスイーツを完成することを目標としました。

 やまうち農園では,1回目の専門家派遣後,試作を繰り返してきました。今回は,土屋シェフ パティシエから,一層の品質向上や省力化に向けた作業工程等の見直しについて,具体的なアドバイスをいただきながら,実習を行いました。

 やまうち農園は,今回のアドバイスをもとに,作業工程の改善に取組み,新商品の製造・販売を開始する計画です。
普及センターでは,今後も当地域の女性農業者の起業活動や6次産業化の支援を行います。

<連絡先>
 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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「春告げやさい」の出荷が始まりました。

2021年01月12日 16時51分41秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 1月から気仙沼・南三陸地域のブランド品目である「春告げやさい」の出荷が始まりました。春の訪れを感じさせるものとして,当地域ではシラスのことを春告げ魚,ウグイスのことを春告げ鳥と親しみを込めて呼んできました。このことにちなんで,冬から早春に向かって栽培される「ちぢみゆきな」や「春立なばな」等の7品目の野菜を「春告げやさい」と名付け,JAや関係機関が生産・消費拡大を図っています。
 昨年秋は好天に恵まれたことで生育が順調に進み,品質の良いものが収穫できています。今年,新たに栽培を始めた気仙沼市の唐桑大沢営農組合では「ちぢみゆきな」の収穫を迎え,組合員が一袋ずつ丁寧に袋詰め作業を行っていました。「春告げやさい」は気仙沼市の直売所「菜果好」等に出荷されています。

 

 

<連絡先>
 宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班
 TEL:0226-25-8069  FAX:0226-22-1606


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登米市長とJAみやぎ登米組合長に農林水産大臣賞等を報告

2021年01月12日 13時24分32秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 令和2年12月28日に,令和2年度宮城県農林産物品評会で農林水産大臣賞を受賞した(株)久保園芸の久保泰宏代表取締役(きゅうり,米山町),猪股 剛氏(りんご,中田町)と,令和2年度みやぎ園芸振興大賞を受賞した(株)櫻井農場の櫻井利光代表取締役(主にキャベツ,米山町)3名が,熊谷登米市長及び佐野JAみやぎ登米代表理事組合長を訪問し,それぞれ受賞の報告を行いました。
 熊谷市長からは,弛まぬ技術研鑽の成果,登米がきゅうりとりんごの一大産地であることを広く知らしめてくれた,と敬意と感謝の言葉がありました。また,佐野JA組合長からは,米,畜産,園芸を上手に組み合わせ儲かる農業,若い人材の確保育成に連携して取り組んでほしいとの言葉がありました。
 受賞者からは,「この上ない喜び,大いなる励み」「さらなる研鑽と責務を痛感」「水田地帯での大規模露地園芸に挑戦し続ける」等のコメントがあり,有意義な受賞報告となりました。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522


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Webを活用して「大規模園芸施設における業務管理システム活用研修会」を開催しました

2021年01月12日 09時42分10秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 仙台農業改良普及センターでは,令和2年12月17日,株式会社イグナルファーム大郷において「令和2年度大規模園芸施設における業務管理システム活用研修会」を開催しました。今回は,新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から,講師所在地の神奈川県と県内5拠点をwebで結び,zoomによるリモート方式での開催となりました。
 講師である株式会社井出トマト農園の井出社長から「農園での業務管理システムの活用方法」について御講演をいただき,業務内容を数値化することによって作業上の課題の把握や対策の検討,人事評価や会社のルール作りへ活用できるなど,貴重なお話を伺うことができました。
 また,イグナルファーム大郷の阿部社長からは,現在取り組んでいる「ICTを活用したスマート農業」についてお話しいただいた後,現地参加者でハウスの視察を行いました。
 研修会では,一部の説明で画面が小さくて見づらい等の問題もありましたが,概ね順調に進行することができました。また,講演,視察では活発に質疑応答が行われ,最先端の技術・機器に触れることでスマート農業への関心が高まったように感じました。


〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町417
TEL022-275-8410
FAX
022-275-0296
E-mailsdnokai@pref.miyagi.lg.jp

 


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アスパラガス栽培セミナーを開催しました。

2021年01月08日 09時58分47秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 令和2年普及活動計画のプロジェクト課題「地域活性化に向けた高収益作物(アスパラガス)の導入・定着」およびみやぎ食と農の県民条例推進圏域重点プロジェクトの一環として、令和2年12月22日(火)にアスパラガス栽培セミナーを開催、生産者17名が参加しました。
 今回の勉強会では、明治大学とパイオニアエコサイエンス株式会社が共同開発した「採りっきり栽培」法を中心に、アスパラガス全般の栽培方法について学びました。第一部では普及センターから今年度のプロジェクト活動内容を報告し、第二部では明治大学農学部農学科野菜園芸学研究室准教授 元木  悟  氏ら3名からリモートにより、アスパラガス採りっきり栽培方法の概要や病害対策について講演をいただきました。第三部では明治大学およびパイオニアエコサイエンス株式会社の松永邦則氏を助言者として、生産者の間で意見交換を行い、各地の産地の栽培状況や今後のアスパラガスの需要について意見が交わされました。
 セミナーでは、今年度、管内でも発生が見られた斑点病と茎枯病の病害対策が収量を確保するための重要なポイントであることを改めて確認し、具体的な対策方法を学びました。
 当普及センターでは、今後もアスパラガス栽培について引き続き支援を行っていきます。 

 <連絡先>
  宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999 

    


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北浦梨せん定講習会が開催されました

2021年01月08日 09時26分22秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

令和2年12月15日,農業・園芸総合研究所の髙嶋副主任研究員を講師に招き,JA新みやぎ北浦梨部会主催なしせん定講習会が開催されました。

当日は雪が降りしきるあいにくの天気でしたが,部会員20名が参加しました。

講習会では,髙嶋副主任研究員に「幸水」及び「あきづき」のせん定実技を行っていただきました。

実技後,骨格枝のせん定方法や花芽の取扱い方等について,髙嶋副主任研究員に解説していただきました。

参加者からは,骨格枝の適正本数などについて質問が出されました。

当普及センターでは,今後も部会活動を支援していきます。

 

美里農業改良普及センター先進技術班 TEL0229-32-3115,FAX0229-32-2225

 


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「新規就農者のための経営講座」を開催しました

2021年01月05日 11時23分05秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 美里農業改良普及センターでは,新規就農者に対し,生産技術及び経営能力向上に向けた支援を行っています。昨年12月23日に,これから複式簿記記帳を行う新規就農者6名を対象に研修会を開催しました。
 HS経営コンサルティング株式会社代表取締役本田茂氏を講師として,始めに「経営の基礎(PDCAサイクルの回し方)」の講義を受けました。講義の中で,農家は経営者であり,経営を管理するために,計画,実行,検証,対策のサイクルを回すことが重要であること,経営を数値化することで戦略的に農業経営を行うことが可能になること等,実例を交えた説明がありました。
 研修会の後半は「農業簿記の基礎」について,実際に仕分けを行いながら学びました。
 研修後,受講者からは,「経営を数値で示すことが大切だと思った。」「作業に追われるのではなく,考えて仕事をしたいと思った。」等の感想が出されました。
 今後は,新規就農者の早期経営安定を目指し,簿記を経営に活かすための指導を継続して行う予定です。


  <連絡先>
  美里農業改良普及センター  地域農業班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225


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