宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

「食品衛生法に関する研修会」を開催しました!

2025年02月17日 16時32分05秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和7年1月14日に「食品衛生法に関する研修会」を開催しました。この研修会は、普及センターが取り組んでいるプロジェクト課題「果樹産地の維持・発展に向けた若手果樹生産者を中心としたネットワーク構築」の活動として開催したものです。

 仙南保健所の職員を講師に迎え、食品加工に関する許可・届出や、HACCPに基づく衛生管理について学びました。実際の相談事例を交えた講義が行われ、食品加工に取り組みたいと考えている若手果樹生産者は熱心にメモを取りながら学んでいました。研修会後には、参加者から「食品衛生法に基づく必要な設備について学べて良かった。自分の加工場を建てる際の参考にしたい。」といった声も聞かれました。また、この研修会は、同世代の若手果樹生産者同士が新たに交流する貴重な機会となりました。

 普及センターでは、果樹産地の維持・発展に向けて、引き続き若手果樹生産者への支援を行ってまいります。

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第二班

     TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138

 


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気仙沼地区農業士会・漁業士会北部支部交流会が開催されました

2025年02月17日 15時58分28秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 気仙沼地区農業士会と漁業士会北部支部の交流会が、令和7年2月13日に南三陸町志津川公民館を会場にして初めて開催され、農業士会3人、漁業士会11人、関係機関6人、計21人が出席しました。                              

 この交流会は、農業、漁業の一次産業の現場において、担い手不足や環境変化への対応が喫緊の課題となっていることから、地域の一次産業の間での連携を深め、共通する課題についての解決策を探るため開催されたものです。               

 最初に自己紹介が行われ、この後、農業改良普及センターから「農業における担い手確保の現状等について」と題して話題提供をしました。引き続いて、「担い手確保」、「環境変化への対応」、「補助金や支援制度」をテーマに、予定時間を大幅に超える活発な意見交換が行われ、お互いが抱える現状等について理解を深めた様子でした。   

 普及センターでは、今後も農業士会の活動を支援していきます。

 

 

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班 TEL:0226-25-8068 FAX:0226-22-1606


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JA新みやぎあさひな地区のえだまめ作付け検討会が開催されました

2025年02月17日 10時40分26秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 JA新みやぎあさひな地区えだまめ作付け検討会が令和7年2月6日に開催されました。

 あさひな地区のえだまめ生産は、大郷町内の6法人で行われており、年々作付面積が拡大しています。令和7年産の栽培面積は前年より0.2ha増加し9.5haを予定しています。

栽培する6法人は、収穫時期を分散させることで、JA新みやぎが保有する収穫機の使用や収穫後の洗浄・脱水の作業が重ならないよう、春作業の始まる前のこの時期に、品種及び播種時期、播種面積について話し合いを行っています。

令和6年産は一時期収穫が重なる時もありましたが、順調に法人間のリレー出荷が行われ、令和7年産に向けても、法人間の情報交換を行いながら高品質生産への取組を一層強化したいとの意見が出されました。

普及センターでは、水田を活用した露地野菜等の導入による経営の安定化に向けた取組を支援してまいります。


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「美里地区女性農業者キャリアアップ研修会」を開催しました

2025年02月14日 13時53分14秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 美里地域は農産物直売や農産加工、農家レストラン等のアグリビジネスに取り組む農業者が多く、経営管理や組織運営、商品開発など、女性農業者の担う役割が大きくなっています。

 そこで、一般社団法人くりはらツーリズムネットワーク会員である、株式会社三園の三浦浩子氏を講師に、農産物や自然、文化、歴史等の地域資源を活用して事業者同士が互いの価値観や活動に共感しながら交流し、よりよい関係を築き、協働する「くりはらツーリズム」の取り組みを実際の体験メニューを通じて学ぶ研修会を2月4日に美里農業改良普及センターを会場に開催しました。

 

 はじめに、(一社)くりはらツーリズムネットワーク 菅原直人事務局長から、法人の活動内容や取り組みについてご紹介いただきました。
 次に、講師の三浦氏から経営概要や、ひょうたんランプ作品の制作・指導活動等について自己紹介いただきました。続いて、ひょうたんの栽培方法や加工のための下準備方法の説明を受け、実際に「ひょうたんランプ」の作成実習を行いました。参加者はデザイン見本を参考にしながら、「点」で表すことができる図案を各々で考えてひょうたんに書き込み、2種類のキリを使って大きさの違う穴をあけ、独創的な作品を完成させていました。

 参加者からは「様々な取り組みや多種多様な体験メニューを知ることができて良かった」、「来年度は県北地域内を視察研修してはどうか」等の感想・意見が出されました。

 

 普及センターでは、今後も研修会等を通じて女性農業者を含む多様な担い手の確保と資質向上及び活躍を支援します。

 

 

 

<問合せ先>

  美里農業改良普及センター  地域農業班    TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225


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第2回気仙沼農業改良普及センター普及活動検討会を開催しました

2025年02月14日 09時42分23秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 令和7年2月4日、気仙沼合同庁舎を会場に、令和6年度第2回普及活動検討会を開催しました。この検討会は、気仙沼農業改良普及センターが取り組む普及指導活動について、外部有識者など検討委員による客観的な評価を行い、より効率的・効果的な普及指導活動に役立てることを目的としており、年2回開催しています。                   

 2度目となる今回は、令和6年度の全3つのプロジェクト課題について1年間の活動内容や成果を報告するとともに、令和7年度普及活動計画案について説明し、検討委員からは様々な角度から貴重な助言や意見をいただきました。                   

 普及センターでは、検討委員からいただいた意見等を踏まえ、今後も効率的・効果的な普及活動に取り組んでいきます。

 

 

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班 TEL:0226-25-8068 FAX:0226-22-1606

 


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ふぁーみんぐ女子会を開催しました

2025年02月13日 15時17分10秒 | ②新たな担い手の確保・育成


 令和7年2月12日(水)に、栗原市市民活動支援センターで、「ふぁーみんぐ女子会~ひろげよう、交流の輪!新たな出会いと発見を~」を開催し、県北3農業改良普及センター(大崎・美里・栗原)管内の女性農業者等8人が参加しました。
 はじめに、県北地域で活躍する女性農業者3名に、就農のきっかけや現在の営農内容、これからの夢についてお話いただきました。
 次に、グループに分かれて参加者同士の交流会を行いました。女性農業者ならではの悩みを共有して話が盛り上がっている様子がみられました。
 参加者からは、地区や市町村といった枠を超えた交流を行うことができて良かったとの声が聞かれました。


<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班    
TEL:0228-22-9437       FAX:0228-22-6144


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登米市農業士会地域農業振興懇談会が開催されました

2025年02月13日 10時16分58秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和7年2月5日に登米市農業士会地域農業振興懇談会を開催し、講演会に同会員3人が参加しました。さらに、講師を招いた懇親会には、登米市4Hクラブ員2人が参加し情報交換を行いました。

 講演会の講師には、有限会社耕佑の伊藤代表取締役をお願いし、「地域の魅力を通じて伝える」をテーマに御講演いただきました。

 伊藤代表取締役は、有限会社耕佑の経営だけでなく、合同会社くりはらファーマーズラボの代表として地域の魅力を内外に伝える活動を実践され、さらに、NPO法人BALLOONの副理事長・施設長として障碍者雇用に取り組んでいます。

 今回の講演では、会社の経営内容や、GLOBALGAPの取得、外国人雇用、地域振興、農福連携など幅広い内容について、教えていただきました。

 伊藤代表も農業士であることから、参加した会員と積極的な意見交換が行われ、充実した懇談会となりました。

 普及センターでは、農業士のスキルアップにつながる活動を今後も支援していきます。

  

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522  


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「やくらい土産センター・山の幸センター活性化研修会」(売り場環境改善編)を開催しました。

2025年02月12日 14時08分03秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 加美町の薬莱山にある「やくらい土産センター・山の幸センター」は農事組合法人さんちゃん会が運営する農産物直売所で、平成6年のスタート以来、中山間地である当地域の活性化に寄与してきました。しかし、ここ数年、売り上げが減少傾向にあるため、普及センターと加美町では、経営改善に向けた様々な支援を行っています。

 その一環として、POP広告クリエーターとして活動されている経営コンサルティング波多野事務所の波多野ゆか氏を講師にお迎えし、令和7年1月30日と2月5日に「やくらい土産センター・山の幸センター活性化研修会」(売り場環境改善編)を開催しました。

 1月30日の研修会では、参加者が売場の状況を確認し、改善が必要なところ、更新が必要な掲示物などのリストアップを行いました。2月5日の研修会では、前回の確認結果をもとに必要なPOPを作製、参加者それぞれが工夫を凝らしたPOPが出来上がりました。

POPは商品説明を行う販売スタッフの役割も担っていると言われています。今後、今回の研修会の成果をもとに、美しく、お客様の心に語りかけるようなPOPが売り場を彩ることでしょう。

宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班

 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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いしのまき和牛改良推進組合による計画交配産子調査研究会が開催されました

2025年02月12日 09時42分32秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 2月6日、JAいしのまき肉牛出荷場で、石巻市と東松島市の生産者でつくる「いしのまき和牛改良推進組合」は、第13回全国和牛能力共進会(全共)」(2027年、北海道)における石巻地域の計画交配に指定された種雄牛「勝美桜1」産子の調査研究会を開催しました。

 「勝美桜1」は、脂肪質の遺伝的能力が高いのが特徴と言われ、組合員たちは、実際の産子の体型を見たり触ったりしながら、全共に向けて改良の参考にしていました。この日調査したのは、管内で飼養している勝美桜1産子の雌牛2頭で、いずれも体伸・体深に優れる体上線の強い輪郭鮮明な牛でした。

 いしのまき和牛改良推進組合では、この日に確認した「勝美桜1」産子の体型を踏まえて、母方の牛の特徴を見ながら、全共に向けた計画交配と出品対策を進めていきます。

<連絡先>

 宮城県石巻農業改良普及センター

 TEL0225-95-7612 

 FAX0225-95-2999


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夏黄金栽培講習会が開催されました

2025年02月12日 08時45分09秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和7年1月30日に夏黄金栽培講習が開催され、管内で夏黄金の栽培に取組む4法人が参加しました。令和7年産の管内夏黄金の栽培面積は約39haとなっており、栽培面積が拡大している状況です。

 夏黄金はパン用の小麦品種で、高いタンパク含有率が求められており、管内では適切なタンパク含有率にすることが課題となっています。普及センターからは品質向上に向け穂揃期追肥を必ず行うなどの栽培ポイントについて説明を行いました。JA全農宮城県本部からは麦類の販売状況や実需が求める品種、品質について情報提供が行われました。生産者にとって実需ニーズを知る良い機会となり、高品質な麦生産に向けて生産意欲が高まりました。

 普及センターでは、今後も登米管内の夏黄金の収量と品質の向上を目指した取組について支援を行ってまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522


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