宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

農業講座「花苗寄せ植え体験」を開催しました

2024年11月11日 11時15分03秒 | ②新たな担い手の確保・育成

9月18日に、柴田町立船岡中学校で花苗の寄せ植え体験を行う農業講座を開催しました。

本講座は、小・中学生に、地域の農業者との交流の機会を通して地域農業の魅力に触れ、農業への関心や地域に対する愛着を持ってもらうことで、将来の担い手確保につなげることを目的としており、今年度で3年目の取組となります。

今回は、JRC委員会(JRC:青少年赤十字)の生徒24名に、川崎町で花壇苗を生産している佐藤重喜氏が講師となり、パンジーとキンギョソウの花苗の寄せ植え指導を行いました。

生徒達は色とりどりの花苗から好みのものを選び、土の量や植え付けの深さなどのアドバイスを受けながらプランターに植え付け、最後に講師からの「合格」の声を聞くと満面の笑みを浮かべていました。校門から校舎の正面口までの通路の両脇に配置されたプランターは春まで咲き続け、生徒や来校者の目を楽しませてくれることでしょう。

    

   

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 

     TEL:0224-53-3253 FAX:0224-53-3138


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こんにゃく講習会が開催されました

2024年11月08日 11時31分34秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 気仙沼地区生活研究グループ連絡協議会では、グループ員から「こんにゃく芋からこんにゃくを作りたい」という声を受けて、令和6年11月1日、こんにゃく講習会が開催されました。

 講習会の前日に役員が集まり、芋の皮をむいて準備して当日に備えました。講習会では、昔、普及センターから教わったというレシピをもとに調理が行われましたが、こんにゃくを作った経験のある方からは「自分はこうして作っている」といった情報交換も活発に行われている様子でした。

 完成したこんにゃくは、刺身こんにゃくでいただき、食事をしながら賑やかに交流されていました。

 普及センターでは、今後も本協議会や女性農業者の活動を支援していきます。

 

宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班

TEL:0226-25-8068   FAX:0226-22-1606

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

村田町の女性農業者2人が切り花ハボタン生産に挑戦!

2024年11月07日 16時40分30秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 県では園芸振興を進めるため、農業・園芸総合研究所で様々な試験研究課題に取り組んでいます。その中の「パイプハウスを有効活用した切り花ハボタンの無加温栽培」については宮城県の「普及に移す技術」に掲載され、技術の普及を積極的に図っています。

 切り花ハボタンの現地試験として村田町内の2人の女性農業者が、初めてハボタン栽培に取り組んでおり、定期的に研究所と普及センターの担当者がほ場を巡回して栽培技術指導を行っています。

 今年8月下旬に苗を定植し、直後は残暑が厳しくかん水管理等に苦労しましたが、その後は順調に生育し、2ヶ月が経過した頃のほ場巡回では、早いほ場で赤や白の発色が確認できるようになりました。

 生産されたハボタンは11月下旬から年末にかけて道の駅「村田」などの直売所に出荷する予定です。

 

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター

     TEL:0224-53-3516 FAX:0224-53-3138


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岩沼市の農事組合法人玉浦南部生産組合で復興支援感謝祭が開催されました

2024年11月07日 13時50分57秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 11月4日、雲一つない晴天の下、岩沼市の農事組合法人玉浦南部生産組合による復興支援感謝祭が開催されました。昨年から始まったこの感謝祭は、玉浦南部生産組合が東日本大震災からの復興に向けて受けてきた様々な支援への感謝の気持ちを還元し、地域の元気を取り戻すために企画されたものです。

 当日は午前10時の開会前から、新米やさつまいもの掘り取りを目当てに来場した地域住民などで大行列となり、先頭に並んでいたお客様に至っては、7時半に到着して開会を待っていたとのことでした。

 震災から13年が経過し、被災した岩沼市沿岸部の復興も進んできましたが、これからは次の世代にとっても魅力的な地域の再生に向けて、今回のような取組が一層進むことを期待するとともに、普及センターも積極的に応援したいと考えています。

<連絡先>
 宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班
 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第2回JA新みやぎあさひなまつりが開催されました

2024年11月06日 19時20分52秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 令和6年10月27日(日)に第2回JA新みやぎあさひなまつりが開催されました。本まつりでは、仙台牛の試食販売や、生産者による野菜・きのこ類・加工品の販売、JA女性部・青年部による出店、農機具の展示などが行われ、当日は天候に恵まれて多くの人で賑わいました。

 また、あさひな地区(富谷市、大和町、大郷町、大衡村)の農林産物などが一堂に会した農林産物品評会が行われ、「玄米」や特産品の「ねぎ」をはじめ、野菜、果実など108点が出品され、普及センター職員が審査を行いました。

 高温等の影響により、生産者は農産物の管理に大分苦労されたようですが、出品物は揃い・品質が高く審査は難航しました。最も優秀な出品物に対して、主催者のJA新みやぎからの表彰と副賞として各市町村長賞及び仙台地方振興事務所長賞が授与されました。

 普及センターでは、地域農産物の生産振興・消費拡大に向けた取組を引き続き支援してまいります。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

JA新みやぎあさひなりんご部会の第3回現地検討会が開催されました

2024年11月06日 14時35分04秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

JA新みやぎあさひなりんご部会の今年3回目となる現地検討会が10月22日に開催されました。

 晩生種の収穫が間もなく始まることから、収穫のタイミングについて確認し合いました。収穫は、これまでの秋の高温の影響か、着色が進んでおらず、平年より遅くなるとの推察となりました。品質管理については、りんごのサビ果を軽減するため、カルシウム剤の散布を実践した園地では、今までにないきれいなりんごが収穫でき、生産者は自信を深めていました。生物農薬を活用してダニ類を防除している生産者もおり、今年の防除について盛んに情報交換を行いました。

 これから本産地のメイン品種である、晩生の美味しい品種(「ふじ」等)が収穫される時期を迎え、生産者も忙しくなります。普及センターでは来年の防除作業や品質向上に関する情報提供や技術指導を行い、美味しいりんごの安定生産を支援してまいります。

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8374、FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東松島市で直播たまねぎ現地検討会を開催!

2024年11月06日 12時48分47秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和6年10月21日に、直播たまねぎに取り組んでいる農業法人のほ場を会場に、JAいしのまき主催による直播たまねぎ現地検討会が開催されました。直播たまねぎに取り組む東松島市内3法人のほか、JAいしのまき園芸課や東松島営農センターや全農みやぎ、機械メーカー等が出席しました。

 現地検討会では、播種から半月ほど経過したほ場を確認し、発芽状況を検討しました。直播たまねぎは、「苗立ち率」の良否が直接収穫量に影響すると言われていますが、昨年に比べると発芽良好でした。

 現地ほ場確認後は、東松島営農センターを会場に「栽培研修会」が行なわれ、全農みやぎから雑草や病害虫防除などの講義のほか、機械導入について意見が交わされました。当所からは、農機導入に利用できる補助事業や作付け推進に向けたアドバイス等を行いました。

 普及センターではJAいしのまきと連携して,直播たまねぎの安定生産を推進していきます。

<連絡先>

 宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第二班 TEL0225-95-1435 FAX0225-95-2999

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

全国の4Hクラブ員による視察研修が行われました

2024年11月06日 07時49分45秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 10月30日と31日の2日間にかけて、全国の4Hクラブ員を参集した「第54回東北農村青年会議宮城大会・令和6年度全国農業青年交換大会inみやぎ」が開催されました。

 1日目は電力ホール(仙台市)でプロジェクト発表や意見発表が、2日目は県内各地4コースに分かれて視察研修が行われ、仙台管内ではJRフルーツパーク仙台あらはまを会場として視察が行われました。

 当視察コースでは、北は青森県、南は長崎県といった遠方の方も含めて、全国27名の4Hクラブ員が参加しました。JRフルーツパークでは、りんごほ場を中心に視察し、スタッフから、東日本大震災後の荒浜地区の復興の経過や、ほ場を整備するまでの苦労だけでなく、果樹のジョイント仕立てなどの栽培技術に関する最新情報も含めて、幅広い説明がありました。

 参加者の中には、自身でりんごや梨を栽培している果樹農家もおり、スタッフからの説明を熱心にメモを取りながら聞いている姿もありました。

 今回のイベントがきっかけとなり、全国の若手農業者と県内農業者の交流が深まり、今後も継続されることを期待します。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

亘理名取果樹振興協議会若手りんご生産者福島視察研修を実施しました

2024年11月01日 11時11分10秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和6年10月24日に亘理名取果樹振興協議会の若手りんご生産者を対象にりんご栽培技術や果樹経営を学び若手同士の技術交流を目的に、視察研修を実施し、6人の参加がありました。

 1か所目の視察先である福島県農業総合センター果樹研究所では、りんご栽培担当研究員から、高温の影響、福島県育成品種、着色系ふじの品種特性などについて御講話をいただき、ほ場で着色状況等果実品質が確認でき品種選定の参考になっていました。2か所目の株式会社菱沼農園では、代表取締役に施設やほ場を御案内いただき、もも、りんご、おうとう、ぶどうを組み合わせた果樹複合経営、出荷調整、加工、販売、従業員の労務管理、りんごの高密植栽培、有望な品種などについて御講話をいただきました。

 管内の若手りんご生産者は日ごろから技術研鑽に熱心で自主的に技術交流を行っており、今回も時間いっぱい積極的に質問していました。

 普及センターでは、今後も技術交流を通じて若手りんご生産者の育成支援を行っていきます。

 <連絡先>
  宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
       TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

JAみやぎ登米米山イチゴ部会現地検討会・農薬講習会が開催されました!

2024年10月30日 14時29分34秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和6年10月23日に、JAみやぎ登米米山イチゴ部会現地検討会・農薬講習会が開催され、部会員4経営体6人が参加しました。

 宮城県農業・園芸総合研究所の職員及びJAみやぎ登米の担当者とともに、ほ場を巡回し、生育状況の確認及び今後の管理について指導を行いました。       
 これまでの生育は順調で、高温の影響が懸念された花芽の出も揃っていました。また、これまでの適切な防除により病害虫の被害はごくわずかにとどまっています。
 普及センターでは、今後もイチゴの安定生産を図るため、ほ場の巡回指導を通して適切な栽培管理支援を行ってまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする