草津の朝は寒い。-10℃を下回るくらいに外は冷えている。おまけに雪まで降ってるのだから、そりゃ寒くないわけがない。
独りで草津に来るようになって何年くらい経つのだろうか。大概は車で来ていた。山道を走るのがすきだったから、温泉はついでのような感じだった。車で疲れて宿に帰る。風呂に入らずそのまま寝てしまう。食事には一切手をつけなかったものだ。旅館食が口にあわなかったからだ。そんなんで1週間から10日はその旅館に滞在する。決して上客ではなかったろうが、何もしなくてよい点では悪い客でもなかったのではなかろうか。
当時から1人客ってのは怪しかった。部屋単価(?っていうのかな)が高い・死ににきたのではないかといった点で、宿帳書くにも神経を使ったものだ。適当な住所や電番は書かない。学校名も正直に書いていた。いまは勤め先名を正直に書いている。
ここ草津は湯治場から観光地へがらり温泉場の景色を変えた。熱帯園なぞ女子供しか喜ばないだろうに。日帰り大浴場施設も増えた。電車・バス・車で無理すれば都内の人でも日帰り温泉が楽しめたりする。一番人気は大滝の湯なのかな。サウナもあるし、なにより非常に清潔な施設だから、泊り客でも昼間は大滝の湯でまったり過ごしてるひとが多い。まあ、そんだけ内湯がつまらないんだろうね。歓楽温泉としては山道を30分くらい下ったところに伊香保温泉があるから、あそこに張り合うのはちとつらい。だから草津は清潔な温泉ではある。
食事については、何度も何度も書いたと思うが、これ最悪だ。山のものメインだけど、土壌が火山灰なせいか、野菜やキノコがこれまた味気ない。肉だってスーパーで買ってくる肉と一緒だから疎く別な感じがしない。ちょっと豪華な家庭料理、この表現が適当であろう。たまにはラーメンや蕎麦でも出しやがれと言葉にはしないが、いつもそう思ってる。
だからいまの僕は、草津の温泉をとても重宝している。泉質は素晴らしいのひとことだし、女子供の嬌声が聞こえないから静かでゆっくり身体が休められる。食事はまずくてワンパターンだから食わなければよい。(外で蕎麦やラーメンでも食ってりゃよい)
といったところで今回の装備を披露。
1)X61s
2)XPERIA Arc(テザリグ用)
3)N-02B
重量は1.5Kgくらいか。この程度で僕には十分だと思った。旅行用の中型サムソナイトもずいぶんぼろぼろになってきた。朝鮮ゴロゴロトランクでも購入しようか…いや格好悪すぎる。
カメラはさすがに今回はよしておいた。草津の気温がマイナスだったから結露が怖かったので。
10:34 2012/01/07 バスターミナル X61s