酒と葉巻とラーメンの日々 つれづれ日記 

無欲恬淡 酒と葉巻とラーメンを好む出張男の別荘・投資生活の実態をさらけ出します

博多一双(いっそう) 新進とんこつラーメン店こだわりの一杯

2019-09-10 20:42:23 | ラーメン
博多に着いてさて何しようか、そうだ昨晩バス車中サンドウィッチを食べたんだった、それがまずかったわけでなく想像に反しとても旨かったんでさて味覚が本格的に戻るのはいつのことやらと悩んでしまいましたが、博多駅東口に車が最終停車し僕は一目散に「博多一双(いっそう)」に向かいました。なにせ評判がよろしい。しかも一杯650円というのだからどんなもんじゃろと興味をひくのは当然でして駅から500mくらいでしょうかお店に辿り着きました。

50人くらいの行列でしょうか。老いも若いも大人しく並んでいます。この暑いのにみなさん大したものです。僕も体調悪いんだけど並びましたよ、食いたいから

さて券売システムは独特のものがありまして、こういうの関東でもどこかでやってたな、まあ詳しくは書きませんしこのシステム客にとっては面倒だけどお店の効率はよいらしいです。

カウンター席にとおされてちょっと経ったらどんときました。自信の一杯でしょうか。味覚がおぼろげな僕に対しては旨い旨くないはさして問題ではなく、それが旨そうなのかそうでないかなのです。

結論から書くと平均的なのではないでしょうか。ちょっと臭みの残る(残した)豚骨はなるほどクリーミーであるし甘い。木耳がたくさん入ってるけどうーん、いまの僕にはこの旨味が感じ取れません。昔の中華飯店では高級食材として扱われてきましたし一度乾燥させたもの戻して使うのですから旨味は倍増です。子供ながらに木耳は旨いものなんだって思ってましたが最近そうでもありません。叉焼については味覚おぼろげ者はこれ以上は書きますまい。

麺についてはなるほどこれは硬めにしないと舌触りと喉越し悪くなるなるものです。最近流行ってる白石温麺に似た白い麺であります。

ラーメンについては流行り廃りありますしこだわりの食材もそれぞれ持っているものでしょうけれど、さてそれを客に旨いと思わせるとしたらなかなか難しくて、一つ言えるとしたら今どきはまず客に暗示をかけてやること。口コミでも批評でも店内の能書き、なんでもよいから旨いと思わせる。評判が評判を呼びというのが上手なやり方でしょう。それを卑怯だとか姑息だというなら本当に旨いもの作って出せばよいのです。たとえば乾燥木耳については確かに目の飛び出るほど高いものです。ラーメンによく載ってる海苔にしてもぺらぺらで味のないものじゃなく海岸近辺露店で売ってる漁業関係者が内職で作ってる本物を調達したらよい。しかし単に高級な本物を集めてみてもそれが調和をもって「一皿」になるとは限りますまい。スープも麺も他の食材も全てこだわりもって調達して作ってみたら一食5,000円以上の単価じゃなければ商売になりますまい。だからこそ皆さまざま工夫するのでしょう。そこに卑怯も姑息もありますまい

最後にひとこと書いておくと、東京者に強い臭みはあわないということ。その臭みを和らげるための通常は紅生姜であるはずが、ここ一双(いっそう)では白生姜であったということ。これこそこだわりだと思いますし更なる工夫を期待してます機会があれば再訪したいと思います。(行列のない時間帯に)

◆博多のとんこつらーめん 博多一双
 http://www.hakata-issou.com/

20:30 2019/09/10 天神にあるホテル GPDポケット2


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