宇宙のはなしと、ときどきツーリング

モバライダー mobarider

小惑星の捕獲と探査ミッション

2013年08月29日 | 宇宙 space
これは2025年までの実現を目指す、NASAの有人探査ミッション。

このミッションは無人機で小惑星を月周辺まで誘導し、
宇宙飛行士がそこに行って直接探査するというものなんですねー

今年4月に公開されたCG動画では、
小惑星捕獲・誘導プロセスを中心にミッションの大まかな流れを見ることができ、
今回新たに、有人ミッションとしての面に、よりフォーカスした動画・画像資料が新たに公開されました。

CGアニメーションでは、
探査クルーを乗せた宇宙船“オライオン”が、9日間かけて捕獲された小惑星に向かっています。





船外活動により、
無人機で捕獲した
小惑星を直接調べる



月の重力を利用してスピードを上げ、地球から見て月の裏側にある重力均衡点“ラグランジュ点L2”で、
小惑星を引き連れてきた捕獲機とドッキング。
宇宙飛行士が船外から小惑星の格納袋に近づき、サンプルを採取するんですねー






小惑星のサンプル採取のようす




最長で6日間の探査期間の後に捕獲機から離脱し、10日間かけて地球に戻ることになります。

NASAでは現在、技術者と科学者が連携して、
産業界、学術界などの外部意見も含めて、ミッションに関するさまざまなオプションの評価検討が行われているようですよ。