スペースX社のファルコン9ロケットが、
6月15日に衛星の打ち上げと洋上の無人ドローン船への着陸を実施しました。
2つの人工衛星の軌道投入には成功するのですが、
ここ最近上手く行っていたロケット回収には失敗…
ファルコン9ロケットは、ドローン船への着地衝撃で壊れて分解してしまったそうです。
静止トランスファー軌道への打ち上げ
今回の衛星も静止トランスファ軌道への打ち上げとなり、
難易度が高いなかで着陸が実施されました。
静止トランスファー軌道は通常の200キロも高い位置にあり、
高くまで飛ぶ必要があるので、ロケットは多くの燃料を消費することになります。
ロケットは残り少ない燃料で、機体の減速とコントロールを行うことになるので、
着陸の難易度が高くなるんですねー
今回の着陸は、ドローン船にかなりの衝撃を与えたようで、
中継用のカメラは、煙を上げるファルコン9ロケットを一瞬とらえた後に止まってしまい、
着陸は失敗に終わってしまいます。
着陸噴射の出力不足
着陸噴射に使われた3つのエンジンのうち1つの出力が足りなかったことが、
今回の失敗の原因のようです。
ファルコン9ロケットはでは、通常“着陸噴射”に1基のエンジンが使われてきました。
でも前々回から3基のエンジンを使い一気に降下速度を落とす方法に切り替え、
ここ2回の着陸は上手くいっていたんですねー
今後、今回のようなケースに備えて、
さらなるファルコン9ロケットのアップグレードが行われるようです。
6月16日には国際宇宙ステーションへのドラゴン補給船の打ち上げが控えています。
ファルコン9ロケットはドラゴン補給船を打ち上げた後、
フロリダの陸上基地への着陸を試みることになっています。
さらに、8月にもロケットの打ち上げが予定されていて、
秋には、スペースX社が目指す低コストなロケット打ち上げ計画にとって重要な、
回収したロケットの再打ち上げを行うことになっています。
今回の失敗は残念ですが、
ファルコン9ロケットが着実に技術力や信頼性を向上しているのは実感できますね。
こちらの記事もどうぞ ⇒ 衛星打ち上げ後のファルコン9ロケットが4度目の着陸に成功!
6月15日に衛星の打ち上げと洋上の無人ドローン船への着陸を実施しました。
2つの人工衛星の軌道投入には成功するのですが、
ここ最近上手く行っていたロケット回収には失敗…
ファルコン9ロケットは、ドローン船への着地衝撃で壊れて分解してしまったそうです。
静止トランスファー軌道への打ち上げ
今回の衛星も静止トランスファ軌道への打ち上げとなり、
難易度が高いなかで着陸が実施されました。
静止トランスファー軌道は通常の200キロも高い位置にあり、
高くまで飛ぶ必要があるので、ロケットは多くの燃料を消費することになります。
ロケットは残り少ない燃料で、機体の減速とコントロールを行うことになるので、
着陸の難易度が高くなるんですねー
今回の着陸は、ドローン船にかなりの衝撃を与えたようで、
中継用のカメラは、煙を上げるファルコン9ロケットを一瞬とらえた後に止まってしまい、
着陸は失敗に終わってしまいます。
着陸噴射の出力不足
着陸噴射に使われた3つのエンジンのうち1つの出力が足りなかったことが、
今回の失敗の原因のようです。
ファルコン9ロケットはでは、通常“着陸噴射”に1基のエンジンが使われてきました。
でも前々回から3基のエンジンを使い一気に降下速度を落とす方法に切り替え、
ここ2回の着陸は上手くいっていたんですねー
今後、今回のようなケースに備えて、
さらなるファルコン9ロケットのアップグレードが行われるようです。
6月16日には国際宇宙ステーションへのドラゴン補給船の打ち上げが控えています。
ファルコン9ロケットはドラゴン補給船を打ち上げた後、
フロリダの陸上基地への着陸を試みることになっています。
さらに、8月にもロケットの打ち上げが予定されていて、
秋には、スペースX社が目指す低コストなロケット打ち上げ計画にとって重要な、
回収したロケットの再打ち上げを行うことになっています。
今回の失敗は残念ですが、
ファルコン9ロケットが着実に技術力や信頼性を向上しているのは実感できますね。
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