akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

手話弁士米内山明弘氏と共演

2009-11-15 | 活弁
品川区のきゅりあんで行われた東京都聴覚障害者大会(デフ・フェスタin品川)で記念企画として「弁士付き無声映画」が催され、手話弁士米内山明弘さんと共演させていただきました。手話弁士との共演は初めてのことです。

東京都の年に一度の大会とあって、会場は超満員。
第一部の式典の後、第二部の記念企画として、昭和3年の日活超大作縮刷版『続水戸黄門』を上演させていただきました。
事前に米内山さんには私の活弁台本をお送りしており、上映の際は、それを字幕にして入れ込んだDVDをモニターに映して、手話活弁。スクリーンには作品映像と、その隣に米内山明弘さんを映し、聴覚障害の方々がわかりやすいように致します。米内山さんの豊かなパフォーマンスで会場の反応もよく、私もとても楽しく語らせていただきました。付き添いの方やボランティアスタッフの方など手話を使わない健聴者もおり、両方が楽しめる企画になったと喜んで下さいました。

その後も鈴木あみさんトークショーや、明晴学園(日本初手話によるろう教育を実践)の子供たちによるパントマイム(インフルエンザのため収録映像でしたが)、
聴覚障害者協会の方々によるよさこいなど、盛りだくさんのアトラクションで会場は大いに沸いておりました。
一日がかりの大きな大会だけに、聴覚障害の方々を中心とした事前準備は相当に大変そうでしたが、充実感はとても大きいと思いました。たいへんいい機会を与えて頂き感謝です。
米内山さんと、またぜひやりたいね!と握手。今度は普通の映画館等で、聴覚障害者と健聴者が一緒に楽しめる活弁ができたらと思います。一度でいくつもの楽しみがありますよ☆
コメント
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