akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

都盲人協会『新 男はつらいよ』バリアフリー上映

2012-07-04 | バリアフリー映画、福祉
東京都盲人福祉協会主催懇談会で、『新・男はつらいよ』のライブ上映を致しました。

新宿区戸塚地域センター7階ホールに、盲人の方々と付添の方々で80名ほど。
Bmapのメンバー3名と私で2週間ほどで台本を作り、2日にモニター会をして、今回は私が語らせていただきました。

寅さんの名調子や、作品全体の雰囲気を壊さぬよう、リズムや言葉の選択、語り口調を工夫。東京都盲人福祉協会の方々が最初「活弁」を聞きたいと仰ったこともあり、より活弁の技術を取り入れた語りにさせていただきました。

寅さんのおかげですが、皆さんたいへんよく笑って楽しんで下さり、バリアフリー映画へのBmapの取り組みに対してもご理解下さって嬉しい限りでした。

「映像がよくわかりましたし、一緒に笑えて感動でした。語りが楽しかった」(視覚障害者)
「台本もとてもよく練られていて素晴らしかったですね」(健常者)
「器械を通して聞くガイドより、直接聞けるほうがストレスがなくてありがたい」(視覚障害者)

こうした感想をたくさんいただきました。
握手しにいらして下さった方、ご自身の撮ったお写真を下さった盲目のカメラマンの方、皆さんの笑顔が心に残りました。

Bmap広報委員による活動報告もあります。
東京都盲人福祉協議会主催懇談会でのライブ上映会「新・男はつらいよ」
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