一昨日、昨日とシネマート新宿での活弁『学生ロマンス 若き日』ありがとうございました。
小津安二郎監督の最初の長編にして、現存する最古の作品。
「この女、なんなの?」「この友達、ひどいでしょ」といったナンセンスで滑稽な部分もありますが、若者の生態、本質を突いた愉快な作品です。
斎藤達夫がロイドそっくりに撮ってあったり、『第七天国』のワンフレーズを引用していたり、そういう意味でも面白いです。
一日めはちょっとおとなしい語りのせいで音楽もおとなしめ、お客様もおとなしめ…
反省して昨日はアドリブやツッコミを入れ、かなり自由に自分が楽しんで語らせてもらいました。
それに呼応して、永田さんの音楽もコミカルになり、会場からも笑い声、ツッコミがありました。だいぶ映画の印象が違ったかもしれません。
2月は11日(祝)のみ。これも初めての作品『男性と女性』です。
楽しんでもらえるように作って参ります。
ポイントカードを利用して、ぜひたくさんいらしてくださいませ。