ニューワセダ活弁、大入りで無事終了!私自身もとてもいい経験をさせて頂きました。
『ネムルバカ』漫画活弁、石黒先生のトーク、そしてここまでの学生たちと永田さんとの準備等々、とても楽しかったです。
『ネムルバカ』の漫画活弁は、作者の石黒正数先生も仰っていましたが、新たな作品に生まれ変わっていて、新たな発見や感動があったと思います。
大学生を描いた作品2本ということで、小津安二郎監督の『落第はしたけれど』との併映もいい企画でした。
会場の笑い声、反応、何よりでした。
開始時間が押したこともあり、石黒先生と永田さんと3人のトークの時間が短くかったのが残念でした。
控え室でいろいろお話し、とても面白かったので、「30分では足りないですね~」と言ってはいたのですが、あまりにもあっという間で…。
今回の企画から編集、運営まで、早稲田大の学生たちには感心しきりでした。みんな、すごいなあ…
でも、何より嬉しかったのは、学生たちが活弁そのものに興味を持ち、面白がってくれたこと。
私は、20代の後半で活弁に出会い、すぐに
「私はこれをやりたい!
こんな素晴らしい日本の芸能、日本独特の映画文化が、廃れていくのはもったいない!
もっともっとやり方によっては、自分たちのような若い世代にも受け入れられ、面白がられる
エンターテインメントになるはずだ!私も役に立てる気がする!」
そう思ってこの世界に飛び込みました。
でも力不足もあり、なかなか自分たちの世代、自分より若い世代に面白がっていただける上映会が
できないまま、その広がらなさにジレンマを感じたまま来た気がします。
今回、学生の皆さんが、活弁に興味を持って下さり、漫画という文化と融合させた新しい企画を作って下さり、
昨日のような素晴らしいイベントに仕上げて下さり、多くの方と楽しい時間を共有できたこと、
感激でしたし、心から嬉しく思い、感謝しています。
いらして下さった皆様、本当にありがとうございました☆