ヒッチコックとチャップリン二本立て、今回の衣装は、二人でお揃い!ヒッチコック~♪
雨の中、たくさんいらして頂いて感謝です。
チャップリンのアメリカでの映画デビュー2年目のスラップスティックコメディと、ヒッチコックの監督4年めのイギリスでの作品。
あけすけな異性志向を笑いにしている『女装』と、「貞操」を重んじスキャンダルを好む大衆に「不貞」のレッテルを貼られた女の不幸を描く『ふしだらな女』。
一応、両作品に、笑い+恐怖+ラブロマンスの要素は見られつつ、アメリカとイギリスという風土の違い、チャップリンとヒッチコックの異性関係の違いもしっかり出ていて、コントラストの際立つ二作品でした。
テイストの違いが面白かったという方も多かったようです。
それにしても、二人とも、たくさんの誹謗中傷があった中、あれだけの作品を世に送り出し続けたというのは、強靭な精神力と信念と、ゆるがない味方があったからだろうと思います。
来月は20日、21日に『カリガリ博士』&『アンダルシアの犬』二本立てです。ちょうど一年前の3月に上映、アンコールの声が多かったので再演です。お待ちしています!