akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

新橋演舞場で「花柳章太郎追悼 十月新派特別公演」を観劇

2021-10-11 | 映画・芸術・エンターテインメント
今日から日暮里舎人ライナーも運行。
 
新橋演舞場で「花柳章太郎追悼 十月新派特別公演」を観劇しました。
 
水谷八重子出演の『小梅と一重』は、いろいろな企画でご一緒している同じ事務所の成瀬わさびさんのお父様成瀬芳一氏が演出をされています。
藤山直美、田村亮出演の『太夫(こったい)さん』のほうも演出補。
 
どちらも、花街の人間模様、機敏人情が描かれていて、とてもいい舞台を見せて頂きました。
 
田村亮さんの佇まい、特に笑ったお声が、お父様の阪東妻三郎そっくりですね。
波乃久里子さんとの掛け合いも良かったですし、藤山直美さんの演技は笑いを誘い、最後にはほろりとさせる、朝ドラ『おちょやん』で取り上げられた松竹新喜劇の要素も相まった松竹らしい舞台でした。
 
新派というと、若い方には馴染みも興味もないかもしれませんが、『瀧の白糸』『不如帰』など無声映画時代の現代劇の多くが新派なので、活弁では馴染みの語り口調です。
上手い台詞まわしが勉強になります。
 
10月25日(月)までです。
終演後は、向かいにある宮本亜門さんのご実家の茶房 絵李花でおしゃべりして帰りました。
手作りレアチーズケーキとプリンが美味しかったです。
 
 
コメント
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