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今日まで3日間、ほぼ満席でなんとか終えることができました。本当にありがとうございました。
『國民の創生』永田雅代さんと小沢あきさんの素晴らしい生演奏で語らせて頂きました。
KKKが最終的に逆差別に苦しむ南部の白人を救う正義の味方的な描かれ方になっていることや、結果的に黒人差別を助長してしまったという問題作ではありますが、グリフィス自身は、南北戦争前からの黒人差別や戦争の悲惨さ、終戦後のリンカーン暗殺と急進派の不寛容な政策が引き起こした黒人と白人の悲劇(突然権利と権力を持ってしまった黒人と、選挙権も奪われた白人)、欲と無理解と根底にある差別意識が引き起こす事件…などなどを、最後はお得意のラスト・ミニッツ・レスキュー(土壇場での大逆転劇)の手法で一大エンターテイメントにしたかったのだろうと思います。
大ヒットと同時に大非難も浴びたであろうグリフィスが、おそらく悔しさとプライドとさらなる情熱に突き動かされて撮り上げたのが、人間の不寛容をテーマにした『イントレランス』。
『イントレランス』始め、今回もいろいろとリクエストを頂きました。
また一つ一つの作品に真摯に向き合っていきたいと思います。
『國民の創生』もバージョンアップさせてまた語れたらと思ってます。
どうぞ今後ともお付き合いのほど、宜しくお願いいたします。
次回は3月7日(金)8日(土)、ヒッチコック監督のもっとも明るい作品!ラブコメディ『農夫の妻』です。
これも、活弁でご覧頂いたほうが絶対面白い作品!
ぜひご覧下さい!