akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

『ストールンプリンセス』バリアフリー上映初日!

2024-06-04 | バリアフリー映画、福祉

ウクライナのアニメ『ストールンプリンセス:キーウの王女とルスラン』バリアフリー上映初日。

粉川なつみプロデューサーをお招きしてのアフタートークもとても楽しく、皆さんと素敵な時間が共有できました。

この作品を何度もご覧になっているというリピーターの方も、字幕&ライブ音声ガイドで、初めて気付いたこともありとても楽しかったと。

粉川さんは配給会社に務めていた時、海外のアニメを担当されていてこの作品に出会いました。
ロシアのウクライナ侵攻が始まった際、ウクライナの方々の安否確認や何かできることはないかと考えて試写データを送ってもらい、作品にも惚れ込んで、会社に日本公開を提案。
会社では配給できないとなった時に、独立して全財産をつぎ込み作品を買い付け、日本語吹替版を制作して、昨年9月に日本公開にこぎつけました。

たくさんご苦労されながらも、多くの方々の支援で、今も上映が続き、吹き替えキャストのファンが作品のファンとなって「推し活です」と今日も何人もご参加下さいました。

そして、ようやく黒字化、「ウクライナにもやっと支援金が送れます」と笑顔でお話される27歳。

素晴らしいバイタリティと映画愛、愛らしい笑顔で、これからの活躍も楽しみです。

『ストールンプリンセス』の原作はロシアの文豪。
2018年のこの作品は、ウクライナとロシアがまだ友好関係を保っていた時分の象徴的作品で、粉川さんは、今後こうした作品は生まれにくいだろうと話します。

ウクライナの方にとっては、複雑な思いがあるようですが、この作品にはウクライナの伝統行事や、美しい風景も織り込まれていて、音声ガイドを作りながら私もたくさん気づきをいただきました。

これからも、上映を通して、ウクライナ地方のことを垣間見て、感じ、思いを馳せ、ほんの少し応援することに繋がればと思います。

明日も高円寺シアターバッカスで、14:00と18:30の2回上映。
私がライブ音声ガイドも務めます。
粉川さんも大感激してくれたガイドです✨
来場の皆様と一緒に良き時間が持てたらと思います😊

https://bacchus-tokyo.com/9203/

そう、そして今日はなんと!
鶴岡まちキネの斎藤支配人もいらして下さり、感激でした✨


終演後、粉川プロデューサーと、手話通訳の飯泉菜穂子さんと写真撮影。

明日も頑張りま~す

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