9月18日、松竹蒲田撮影所100周年蒲田映画祭開幕!
最初のイベント「~日本初の女流脚本家水島あやめ~」大盛況の中終えることができました
永田雅代さんのピアノ生演奏で「水島あやめ物語」。
水島あやめ研究家の因幡純雄さんと一緒に㈱ワイ・プランニングで15分の紹介動画を作らせて頂いたものです。
その後、永田さんの「蒲田行進曲」生演奏で再登壇、ごあいさつ。
「開演前に会場に流れていた曲は、『明け行く空』の主題歌。
今回のために永田さんのオルガン演奏、二人の声で、子どもたちが歌っている態で吹き込んだものです。」
そして、斎藤寅次郎監督、水島あやめ脚本の『明け行く空』(昭和4年)活弁上映。
『明け行く空』は、斎藤寅次郎監督の笑いのエッセンスが効いた母もの。
会場からの笑い声とすすり泣きに背中を押され語りました。
休憩を挟んで、因幡純雄さんの解説「水島あやめが活躍した蒲田の時代」。
サイレント映画全盛期の蒲田撮影所の隆盛と、あやめの活躍ぶり、『明け行く空』の制作背景など、
さすが、蒲田映画祭ならではの充実の内容でございました。
そもそも、因幡さんとの出会いは、2003年の新潟県六日町での「水島あやめ生誕百周年記念事業」でした。
佐藤忠男先生による記念講演「水島あやめと東洋のハリウッド・松竹蒲田撮影所」、
『明け行く空』活弁上演、パネル展、遺品展が催されました。
この時の会場の拍手と、佐藤忠男先生から頂いた言葉が、活動弁士としてやっていく上での私の大きな自信となり、
またその時のご縁が、こうして現在につながっています。
▲常に『明け行く空』の台本ファイルに入れてある2003年当時のチラシ。
今回は、斎藤寅次郎監督のご家族や、水島あやめの地元の新潟からもたくさんご来場賜り、
皆様と蒲田撮影所時代に思いを馳せながら、楽しく充実の時間を頂きました。
感謝です
第8回蒲田映画祭は、10月18日まで様々な催しが続きます!
▲開演前の準備
▲「水島あやめの生涯」リハ
▲開場しました。コロナ禍の中、満席のご予約、ご来場、感謝です
▼楽屋で2ショット。きれいにヘアメイクして頂きました。
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