akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

インドネシア&タイ 映画におけるフォークロアとファンタジー

2019-06-21 | 映画・芸術・エンターテインメント

映画上映&トークショー インドネシア&タイ 映画におけるフォークロアとファンタジー

「響きあうアジア2019 『サタンジャワ』サイレント映画 + 立体音響コンサート」のプレイベントとして、アテネフランセで行われた映画上映&トークショー。

アピチャッポン・ウィーラセタクン監督(タイ)の長編第一作『真昼の不思議な物体』(2000年)

不思議な映像作品でした。

ガリン・ヌグロホ監督(インドネシア)の初期傑作『天使への手紙』(1993年)

これはかなり面白かった。撮影は1993年ですが、舞台にしているのは70年代かな…

でも呪術的な風習、民間信仰が色濃く描かれていたり、

そこにアメリカナイズされた文化が突然映し出されたり、時代がないまぜになり、

人々の野蛮さと自我、近代教育や価値観も渾然としている感じ。

ストーリー展開もとても興味深いものだった。

上映後のトークショーは、「『サタンジャワ』サイレント映画 + 立体音響コンサート」の音楽・音響デザインの森永泰弘氏と批評家・金子遊氏。

進行中の音楽制作のプロセスやガリン・ヌグロホ監督の作品世界について、滔々とあふれ出るお話にあっという間の30分でした。

『サタンジャワ』 サイレント映画+立体音響コンサート/響きあうアジア2019

こちらは7月2日です。

 

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