akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

湘南庭園文化祭2009 茅ヶ崎館公演

2009-11-08 | 活弁
【湘南庭園文化祭2009】登録有形文化財「茅ヶ崎館」で楽しむ映画鑑賞会に出演させていただき、小津安二郎監督の『東京の合唱』を語らせていただきました。

ちょうど茅ヶ崎は、湘南マラソンで、午前中の湘南海岸はランナーと応援者でいっぱい。お天気もよく、茅ヶ崎館の庭園もまた素敵でした。

『東京の合唱』は昭和6年の作品ですが、現在さながらの不況の中、一流学校を卒業し一流企業に就職しながら解雇されてしまった主人公岡島(岡田時彦)夫妻のエピソードと気づきは、今も色あせないメッセージを放っています。

お祖父様が無声映画時代俳優をやっていらしたというお客様もおり、公演のたびに様々な出会いをいただきます。茅ヶ崎館での公演も10回を数えました。本当にありがとうございます。昭和のよさを残しながら少しずつ改装なさっていて、毎回伺うたびに居心地の良さが増しております。
今回は、愛知から宿泊がてらいらして下さった知人もおり、喜んで下さって何よりでした。お庭も建物も維持していくのはたいへんなことだと思いますが、とにかく素敵な宿なので、まだ訪ねていらっしゃらない方はぜひ足をお運び下さい。海岸も近く、どの季節もおススメです。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 豊田直巳写真展 | トップ | とよはしのアーケードに »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

活弁」カテゴリの最新記事