今日は久しぶりにすろ~しねまと大手町カフェ主催の活弁シネマライブ。小津安二郎監督の『生れてはみたけれど』に、今回もFEBOのお二人、小沢あきさんと永田雅代さんが素敵な生演奏をつけて下さいました。
私自身があまり多くの方に公演の御案内ができず申し訳なかったのですが、遠くは広島からもたくさんのお客さまにいらしていただき、盛況のうちに終えることができました。いらして下さった方々、スタッフの皆様、本当にありがとうございました。
先日の蓼科高原映画祭にいらして下さった方、茅ヶ崎館で観て下さった方、朗読会等に足を運んで下さった方、そしてすろ~しねまのリピーターの方々。また友人たちを連れていらして下さってお声をかけて下さり、本当に大きな励ましをいただきました。
今回は、北区活弁教室の生徒さんたちも親御さんと一緒に来てくれました。『生れてはみたけれど』は、子どもの目にも親の目にも、楽しく見応えのある作品。立場や年令によって、得るものも様々です。ともども感激して下さっていましたが、さて、帰りに親子でどんな話をしながら帰ったのか…。明日の教室で聴いてみます。
はままつ映画祭のプロデューサーさんは、わざわざ映画祭事務局に届いた手紙を届けて下さいました。映画祭で「三大喜劇王」の活弁を観てくれた子どもたち、そして親御さんからの感激の手紙や絵が入っていました。活弁をさせていただいている喜びと責任を感じる瞬間です。ちょっと紹介させていただきます。
○<無声映画楽しい>このあいだの無声映画、とってもとっても面白かったです。どうもありがとうございました。私は黒白の映画は、初めて見ました。もちろん、音がない映画も初めてです。終わった後も、また見たいなっ、また見たいなっとずっと思っていました。また浜松でもやって下さい。お願いします。今度は、家族で見に行きます。(小6)
○9月18日、なゆた浜北で初めてお会いしました。私は活動弁士という職業を知りませんでしたし、無声映画というものも見た事がありませんでした。その日初めて見て、とても面白いものだと知りました。一人でいろいろな声をこなす姿。ステキでした。「世の中にはこんなにもステキなものがー…」と思った時でした。また公演があったら観に行きたいです。またやって下さい。これからも頑張って下さい(小6)
○キートンの川のばめんがおもしろかったので絵をかきました。もっと見たかったです。カラーがないのが不思議だったのでしつもんしました。さっちゃんまたきてください。(小2)
ーこの「さっちゃん」って、ささきのさ?ってことか…とほほ笑みつつ、お母さまの言葉を
○楽しい時間をありがとうございました。笑いはいつの時代も共有できて、こうして改めて観ると今のものよりずっと洒落ていて、洗練された面白さを感じました。息子は7歳ですがチャップリンや寅さんが好きなので連れて行きました。とても楽しそうで、子どもたちにもわかる楽しさがあることを改めて知りました。学校へもぜひ来ていただけるといいですね。(母)
そう。ぜひ学校へも。ぜひもっとたくさんの子どもたちに、子どものうちに、観てほしい。
学校での公演は、私がもっとやっていかなければと思っている仕事の一つです。
いじめによる自殺等が社会問題になっていますが、子どもたちの感性が柔らかいうちに、私が多少「活弁」を通して子どもたちに与えることがきるものがあるとしたら、なんだろうと考えます。
普段触れることのない未知の世界の体験。生身の人間の表現力や想像力の豊かさ。
作品に表された愛や希望や勇気。「時代」や「時間」は流れていて、今が絶対ではない事。
すかっとした笑い。
自分の知らないものに出会い「すごい!」と思った時、「面白い!」と思った時、心を動かされた時、どんな子どももそこになんらかの敬意を払わずにはいられないと思うのです
『生れてはみたけれど』の子どもたちは、取っ組み合いのケンカをしながらも、みんな明るくたくましく元気いっぱいで、そして根が優しくて素直です。ガキ大将を中心にしたコミュニティと仲間意識、対抗意識は、とても微笑ましく、いつも子どもたちの生命力の輝きを感じさせてくれます。
来月は、母校の中学校でも公演させていただきます。楽しみです。
私自身があまり多くの方に公演の御案内ができず申し訳なかったのですが、遠くは広島からもたくさんのお客さまにいらしていただき、盛況のうちに終えることができました。いらして下さった方々、スタッフの皆様、本当にありがとうございました。
先日の蓼科高原映画祭にいらして下さった方、茅ヶ崎館で観て下さった方、朗読会等に足を運んで下さった方、そしてすろ~しねまのリピーターの方々。また友人たちを連れていらして下さってお声をかけて下さり、本当に大きな励ましをいただきました。
今回は、北区活弁教室の生徒さんたちも親御さんと一緒に来てくれました。『生れてはみたけれど』は、子どもの目にも親の目にも、楽しく見応えのある作品。立場や年令によって、得るものも様々です。ともども感激して下さっていましたが、さて、帰りに親子でどんな話をしながら帰ったのか…。明日の教室で聴いてみます。
はままつ映画祭のプロデューサーさんは、わざわざ映画祭事務局に届いた手紙を届けて下さいました。映画祭で「三大喜劇王」の活弁を観てくれた子どもたち、そして親御さんからの感激の手紙や絵が入っていました。活弁をさせていただいている喜びと責任を感じる瞬間です。ちょっと紹介させていただきます。
○<無声映画楽しい>このあいだの無声映画、とってもとっても面白かったです。どうもありがとうございました。私は黒白の映画は、初めて見ました。もちろん、音がない映画も初めてです。終わった後も、また見たいなっ、また見たいなっとずっと思っていました。また浜松でもやって下さい。お願いします。今度は、家族で見に行きます。(小6)
○9月18日、なゆた浜北で初めてお会いしました。私は活動弁士という職業を知りませんでしたし、無声映画というものも見た事がありませんでした。その日初めて見て、とても面白いものだと知りました。一人でいろいろな声をこなす姿。ステキでした。「世の中にはこんなにもステキなものがー…」と思った時でした。また公演があったら観に行きたいです。またやって下さい。これからも頑張って下さい(小6)
○キートンの川のばめんがおもしろかったので絵をかきました。もっと見たかったです。カラーがないのが不思議だったのでしつもんしました。さっちゃんまたきてください。(小2)
ーこの「さっちゃん」って、ささきのさ?ってことか…とほほ笑みつつ、お母さまの言葉を
○楽しい時間をありがとうございました。笑いはいつの時代も共有できて、こうして改めて観ると今のものよりずっと洒落ていて、洗練された面白さを感じました。息子は7歳ですがチャップリンや寅さんが好きなので連れて行きました。とても楽しそうで、子どもたちにもわかる楽しさがあることを改めて知りました。学校へもぜひ来ていただけるといいですね。(母)
そう。ぜひ学校へも。ぜひもっとたくさんの子どもたちに、子どものうちに、観てほしい。
学校での公演は、私がもっとやっていかなければと思っている仕事の一つです。
いじめによる自殺等が社会問題になっていますが、子どもたちの感性が柔らかいうちに、私が多少「活弁」を通して子どもたちに与えることがきるものがあるとしたら、なんだろうと考えます。
普段触れることのない未知の世界の体験。生身の人間の表現力や想像力の豊かさ。
作品に表された愛や希望や勇気。「時代」や「時間」は流れていて、今が絶対ではない事。
すかっとした笑い。
自分の知らないものに出会い「すごい!」と思った時、「面白い!」と思った時、心を動かされた時、どんな子どももそこになんらかの敬意を払わずにはいられないと思うのです
『生れてはみたけれど』の子どもたちは、取っ組み合いのケンカをしながらも、みんな明るくたくましく元気いっぱいで、そして根が優しくて素直です。ガキ大将を中心にしたコミュニティと仲間意識、対抗意識は、とても微笑ましく、いつも子どもたちの生命力の輝きを感じさせてくれます。
来月は、母校の中学校でも公演させていただきます。楽しみです。
あんな見せ場があるとは…
ひとりで観ていたら号泣していたかも
小津作品の良さが実感できました。
次回も楽しみにしています!
生で、弁士の方の語りを聞くのは、初めてだったので、
感動しました。面白かったです。マジで、大爆笑!
なんか、後半は、画面から、台詞が聞こえてきてると、
錯覚してしまうほどでした。
また、機会があったら、観させてもらいます。
『生れてはみたけれど』は本当にいい作品で、私も何度も笑い、何度も泣きました。今回いらして下さった方で「けっこう小津作品は観るのですが一番感動でした」というメールを送って下さった方もいらっしゃいました。また他の作品も御覧いただきたいです。
『ロイドの巨人征服』はホントに楽しいですよね。また観にいらして下さい。ありがとうございました。