18年11月時点の落札価格は1キロ当たり9~14円だが同社幹部(三笠フーズ)は「食用なら安くても67円くらいから販売できる。最初から食用に不正転売する目的だったのではないか」と話している。
白や赤の食品の問題から解決して正常なビジネスが再開されたと思っていたら、赤の問題・肉が発覚してニュースにならなくなったら今度は色を替え白でお騒がせである。
ビジネスとして利益を追求するのは当然のこと、三笠フーズから原料として仕入れた各会社も原材料の価格が安いことが一番の理由であったろう。主食の米は10キロで2000円でスーパーで販売されているとしよう。1キロ200円ということになるが(もちろん複数のマージンが含まれての価格だけれども)いくら焼酎・日本酒・米菓の原料といっても67円ぐらいから仕入れが出来るということに、三笠フーズだけが悪人で焼酎・日本酒・米菓の製造会社だけが被害者・善人とは決していえないのではないであろうか 。数年になるであろう、銘柄に惚れ商品を飲み・食べ続けた消費者だけが本当の被害者なのである。地方の日本酒の蔵元などは何処何処の酒米しか原料にしないとか、厳選された原料で製造された日本酒と比べれば、ニュースで述べられる製造メーカでは全く生産量が桁外れに違うのである。政府のトップのように、国民・消費者の食の安全など全然、考えることなくただ会社の利益追求におよんでいるのである。政府も悪いが農水産省も大臣を含めてとんでもない役所のようである
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