逆風に抗して Against the wind,♪ we are running against the wind.♪
ここではないどこかへ。モモンガーの旅
2018年に横浜から信州にUターン
自転車と日々の生活を
綴ります。
 



4/19の富士四湖Last花見に引続き、念願の富士山裾野一周をやってきた。
  ( ↓↓ こどもの国入り口前で ↓↓ ) 

4/19の焼津のMさんのポタで偵察ができたので、道を忘れないうちに富士山一周にチャレンジすることにした。最初は御殿場から反時計周りで色々寄り道してポタモードでとも考えていたのだが、先日、景色の良いところは結構回ったし、120kmでは中途半端だし、、、、 かと言って、ブルベモードで自宅発、富士山一周、自宅着だと250km、帰りに246を走るのはシンドイし、ロボさんのセルフブルベを見ると、、、ムムム、だし。
ふと、ロボさんの他の富士山周辺ログを見ると河口湖駅出発、橋本帰り150kmというのがあった。これなら何とかなると、始発電車でいざ富士吉田へ。
まづ河口湖大橋で写真撮影、西湖は南岸を走り、精進湖では岸まで降りて富士山撮影。本栖湖に行くと関東一芝桜祭りのご案内中、会場に着くも、チョット見でも500円の有料と判り、入場はパス。南アルプスの北岳を眺めつつ、朝霧高原に到着。ここまでは、先日にほぼ走った道。
ここでウインドブレーカを着て、人穴に向けてダウンヒル。対向車や後ろから煽る車の居ない、快適なダウンヒル、富士山周辺のダウンヒルは本当に気持ちが良い。工藤夕貴の家の前で記念撮影をして、白糸の滝に向かう。ああ、先日はこんな長い坂を登ってきたんだ。途中でパンやバナナを補給してきたので、昼食をどうしようと思うも、白糸を過ぎたあたりから、レストランや食堂はあまり無い、走り続ける。しかし、これが誤算であった。すそ野のK469は微妙にUP-Downの続く、交通量の少ない道。ハンガーノック気味の体には辛い。
こどもの国への登り道で、色々なポリ袋を山ほどつけたMTBを押す薄汚れた服装の男を発見。年齢は私と同年代か、もう少し上? 何もかも捨てて、富士山の周りを野宿で回っているのか?こどもの国まで来れば、レストランくらい有るかとの期待もむなしく、さらにサファリパークの周辺にも食堂はなし。腹ペコ、足はあがりつつある体にムチ打ち、印野の集落へ、ソバ屋発見、でも暖簾が出ていない、人の気配が有ったので、聞くも本日休業とのこと、参った。

少々走ると、今度は古民家を改造したソバ屋発見。人の気配がしないが中に入って声を掛けると、ご主人が出てくる。盛りソバ大、腰の強い、良く打たれたソバだ。ボトルに富士山の水を入れてもらい、再度道へ、しかし、パワーは回復しない、登りがとにかく辛い。ここはデザート、甘みの補給も必要と判断して、JASCOで串団子とバナナ買い、近所の神社前をお借りして、再度補給と一休み。
篭坂峠の登りはもう気力だけで、とにかくクランクを回す。また前方に押し歩きをする若者発見、近づくと私と同じ色のバックが4つ付いている、タイヤは太い、ということはグレートジャーニー2だ。止まって一緒に歩きながら少し話したい気もするが、ここで歩いたら、もう登れないかもしれない、篭坂峠をとにかく登らねば。
山中湖に下り、40年近く前、1年の時合宿をした大学の寮が残っていないかキョロキョロしながら山中湖南岸を走り、16時、日没まで後3時間。富士吉田に戻るという弱気を振り捨てて山伏峠へ。ほんの僅かの登りなのだが、ぜんぜんピークに到達しそうも無い、と思っていたら突然トンネルが。地図を良く見ていなかったので、上まで登ると思い違い、トンネルに救われた。ここからはダウンヒルなのだが、富士山周辺の道と異なり、クニャクニャしている上に、交通量が多い。疲れた体にスピードコントロールは辛い。後続の車を先に行かせ、下る。道の駅で、ピーチソフト補給。この辺りから、下りだけでなく、登り交じりの道になる。150kmオーバーを走ってきた身には辛い。でもどこにもエスケープ路は無い、ただひたすら橋本を目指す。日の落ちる寸前に橋本駅に無事到着、輪行で帰宅。

177km、平均21.5km/時、今までで最長のツアーだった。



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