昨日は疲れていて、船内エンタメも見ずに早く寝てしまった。朝早く起きて一番乗りで、レストランへ。船首側に座って、海を見ながらゆっくり朝食。

オフシーズンなので乗船者はキャパの数分の一か?早朝のデッキには人影もない。

狭い航路を縫うようにして船は進む。小型潜水艦の展示された世界遺産のスオメンリナ要塞群をかすめてヘルシンキ港へ。

さあ、一晩ご厄介になったフェリーともムーミンに見送られてお別れ。

ヘルシンキで一番先に向かったのは固い岩盤を掘削して作った岩の教会。

削岩機の穴も生々しい岩壁の横にパイプオルガン。大きな透明ドームのおかげで、明るい教会内部。

教会の外の住宅の二重窓の外に取り付けられた温度計。冬は寒そうだ。

超モダンな教会の後はヘルシンキ大聖堂へ。

残念ながら、改修中で内部は見られず。大聖堂前の元老院広場にもまだ観光客の姿は少ない。

船のターミナルに近いマーケット広場に戻り、オールドマーケットへ。

室内には旅行者向けの食料品店、カフェが並んでいる。トナカイの肉料理!

屋外のマーケットには生鮮食品、魚介類、果物そしてキノコ。

続いて、3つ目の教会、ウスペンスキー寺院へ。こちらはロシア正教なので、玉ねぎ屋根の教会だ。

内部の祭壇も金ぴかで、黒大理石を使ったロシア風。12使徒とキリスト。

昼食に向かうバスの車窓から。国会議事堂の前で何やら抗議活動。

ランチはパンフライしたニシンと温野菜にレモンを掛けて。おいしかった。

ホテルにチェックイン、荷物を部屋に置いた後は自由行動。コペンハーゲンの駅での切符購入失敗に懲りて、ホテルでトラムのチケットを買い、郊外のイッタラアラビア・デザインセンターへ。煙突が残っているので分かるが、ここはかってのアラビア社(陶器メーカーの名前=所在地名=フィンランドでは昔異国風の地名が流行った)の陶器工場の跡地。

陶器やガラス器の製造はとうの昔に東南アジアに移転、残った工場跡に本社のデザイン部門と色々なフィンランドデザインを主としたブティークや工房が入っている。8階がミュージアムになっていてアラビア社の陶器とイッタラ社のガラス器の年代順の展示や代表作品のデザインが展示されているので、フィンランドデザインを堪能。

窓の外を眺めれば、今が黄葉の真っ盛り。郊外とは言え、木々が多いね。

二階のアウトレットショップに寄り、東南アジア製ではない、長期在庫で残っているフィンランド製の古いアラビアの皿とモダンなイッタラのガラス器を記念に一点づつ購入。ロイヤルコペンハーゲンとは違って、財布に優しいのがうれしい。

トラムでヘルシンキ駅へ。かってはここからペテルブルグに多くの旅客が向かっていたのだが。

晩ご飯は満席だったけれど、すぐ席の取れた中央駅のイタリアンカフェへ。

ピザとリゾットで簡単に済ませて、

夜のヘルシンキをウィンドウショッピング。

古き良きデパートの雰囲気の残るストックマンデパートの室内。

カワイイ女の子が欲しそうな顔をして覗いていたのは、紅茶のクリスマス・アドベントカレンダー。紅茶はもう沢山買ったけれど、包装が綺麗だったので、孫家族用にお買い上げ。

イッタラアラビアの製品がアウトレットの2倍近い値段で売られているのを確認して、トラムでホテルに帰還。
GPSトラッキングに失敗して、記録できたのは前半部分のみ。地図をダブルクリックすると、詳細場所が分かる。
