逆風に抗して Against the wind,♪ we are running against the wind.♪
ここではないどこかへ。モモンガーの旅
2018年に横浜から信州にUターン
自転車と日々の生活を
綴ります。
 



昨日は観光バスでコペンハーゲンの主要観光スポットを回ったので、今日はのんびりとローゼンボー公園周辺を歩いて回ろうとSydhavnの駅へ。切符を買おうとプラットホームにある唯一の券売機にVisa タッチを持って向かうも、券売機が何も反応しない。画面がデンマーク語から英語にすらならなくて、どうしたものか? 無賃乗車を見つかると数万円の罰金だと聞いていたし、一日の始まりからついていないと途方に暮れていたら、周りのオジサンが「券売機の写真を撮って、後で清算しな」と助言あり。なるほど!
その内に、券売機の修理屋さんが到着して、中を開けると、印字シートが無くなっていて、動作しなかったようだ。


早く切符をくれよと言うも、時間がかかるとの不愛想な返事。まもなく電車が来たので、切符なしで乗車する。市内のNorreportで下車するも、駅は無人駅で切符の買いようが無く、無賃乗車!
まだ朝早く、ローゼンボー城は開いていないので、早朝のローゼンボー公園へ。私のコンデジではうまく撮影できない、幻想的な朝霧の中、広大な園内散歩。


季節は日本より数週間は早い、もう晩秋なのだが、Rosenborg=「バラ城」の名の通り、四季咲きのバラが綺麗に咲いている。


もう紅葉が始まっている木もあり。公園の向こうはかっての貴族の館が高級マンションになっているのか?



ヘラクレスパビリオン。今は小奇麗なカフェになっているようだ。


長い並木道の両側にアンデルセンの像とか、北欧風のドラゴンや杭の立ち並ぶ児童公園、そして王の庭などが広がっている。一日こんな庭でボーとして居たいが、そんな訳にもいかない。お濠と吊り橋で囲まれたローゼンボー城正門に行くも、門は開いていない。


ご入場は裏門からのようだ。で、ぐるっと回って裏門からお濠の中へ。


それほど大きな宮殿ではないものの、見て回る部屋、お宝は数限りない感じ。


冬には光の少ない北国、とにかく日光が欲しかったのだろう、鏡を多用したサンルームにはまだ秋の光があふれている。


窓の外では、衛兵と軍楽隊が式典の分列行進の練習中。


随分なお値段の付きそうなデンマーク食器。


華やかな、そしてゴシップに満ちたであろう舞踏会が開かれた4階の大広間。


今度は地下に潜って、クリスチャン4世の王冠とか、


指輪の数々とか、値段のつけようもないお宝を眺めて、


今日のローゼンボー観光は終わり。
再びNorreport駅に戻り、Sydhavn行の切符を買おうと、2つある自動販売機にVisaカードをかざし、英語に切り替え、目的駅を押して、これで今度こそ正しく切符が買えると、ホットしたのも束の間、この表示だ。


もう一台の券売機でも、同じ反応、どうなってるのこれ???
途中、中央駅で途中下車して、駅内散歩。さすが首都の中央駅、昔の鉄骨構造をうまくリノベしていて雰囲気抜群、人と店でにぎわっている。ランチを食べるなら、ここにすれば良かった。


宿に戻って、荷物をピックアップ、今晩お世話になるDFDSのフェリーターミナルへ。


豪華客船という訳ではないが、去年乗った新潟⇔小樽のラベンダー号よりは2周りほど大きなフェリー船で、コペンハーゲンからオスロに向かう。泊まったのは一応、窓側で外の見えるコンパクトな室内。


夕日に霞むハムレットの舞台、クロンボー城を眺めながら、船は北へと向かっていくのだった。


歩き回ったのはこんな経路、時間があればもっと他も回りたかったのだが、、、、


地図ダブルクリックで拡大、縮小自由。



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