経営コンサルタント日野眞明のmoreな「ひとりごと」

「商売繁盛」「ビジネス(創業、起業、経営革新)」など更新中!(2022年5月引越)

1本のロウソク。

2014-10-14 06:06:00 | ひとりごと
炎が一筋、す~と浮かび上がる。
まわりは薄暗いので、よく見えないが
炎の先にある影ばかりがやたら大きく壁に映ったりしてそれがまたちょっと浮ゥったりします。

台風の時に停電した時の子供の頃の風景です。

当時の家には必ず太いロウソクが一本ありました。
それを点けてみたいような、点けてみたくないような…。

最近の台風の時は、
「どこかへ避難(勧告)」ですね。
母が言っていました、「避難するときは何を持っていくの?」
「通帳とか印鑑とか?下着は?」
「おやつは?」(笑)

「地震」「雷」「火事」「親父」はやはりいつの時代も浮「ものです。
台風の時は、
なんとなくその1本ロウソクのおかげで、一つの部屋に集まるせいか、
「家族の一体感」が生まれた気がします。
外は雨風で窓枠から大きな音がガタガタと聞こえたり、
何もすることがないので、いつも話さないようなことを話したり、
“家族を守っている”という雰囲気の父が一段と頼もしく見えたり…。

片づけをしていたら、神棚の横にそのロウソクがありました。
懐中電灯もあったのでしょうが、ロウソクだったんですね。

今、停電になったら日常生活の道具はほとんどものが使えなくなってしまいますね。
モノのありがたみと、気持ちのありがたみを感じる台風です。

各地の被害がありませんように。














晴@台風通過。
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