受験生諸君は、寝る間も惜しんで勉強中でしょうな。
ナポレオンは3時間しか眠らなかったといいますが、本当ならすごいね。我々凡人は無理。でも、毎日8時間ぐらい寝ている人でも、6時間少々で起きることはできなくはない。毎日続くか?それが問題だ。
睡眠リズムをご存知でしょうか?人の睡眠サイクルは約90分(人によって80~100分)です。この90分のサイクル中に、脳の寝ている時間と、体の寝ている時間がある。このリズムを上手に使えば良いんです。 1.5時間(90分)x4サイクル=6時間. ひょっとしたら、3サイクル 4.5時間も可能ということになる。
昔は「4当5落」などという訳のわからない言葉があった。4時間睡眠なら合格できるが、5時間では不合格だ、ということらしい。睡眠リズムからいえば、4.5時間+α で約5時間を睡眠時間にした方が良いということだ。 このリズムに反して、中途半端な時間に起きようとしても駄目だ。脳の寝ている時間に起こすから、ボーとしてしまう。眠りが浅くなった時に、目覚ましが鳴れば良い。
生活リズムを規則正しくするのが、まず大事だ。そして、寒い思いや、暑い思いをしての就寝は、眠りを浅くし熟睡できないことになる。 良い寝具とは、高いふとんではない。気持ちよく寝られるふとんということだ。
しっかり勉強や運動をするためにも、寝具に投資することは、高くはない。
なお、起きたらできるだけ早く陽の光を浴びることが、リズムをつくる第一歩だ。