高校時代の同級生がオーダー枕を作りに来てくれた。ぐっすりと寝れる枕がほしいなぁ・・・と。
寝た気がしない、どうも眠りが浅いようだ。いろいろ話を聞くと、最悪の眠りと言えそうです。というのは・・・
①量は多くはないが晩酌を(缶ビール1本)するそうだ。②寝るまでテレビを点け、知らない内に寝ているようで、朝は早い時は5時頃には目が覚めるという。TVを見ながらそのまま寝てしまうのがある意味楽しみだと言っている。しかも、朝まで起きずにぐっすりとはいかず、一度目が覚めると再入眠が難しく、夜中2時・3時に目が覚めるとついTVのスイッチを入れてしまうそうだ。特別見たい番組がある訳ではないそうだ。
ノンレム睡眠が少ないようです。
眠りの質が悪いパターンですね。(赤線のような眠りかな?)
何故眠りの質が悪くなるのか?
特に②の寝るまで、TVを見るという事は、遅くまで目に光を入れているということになります。更に中途覚醒時にTVを点け再び光を浴びることになる。つまり自然の光による睡眠リズムが(完全に)壊れた状態ということですね。光は生活リズムにとって重要な要素です。
この時期、渥美半島では「電照菊」の栽培で、明るい夜となる。菊は秋になって光の量が減ると蕾を付け花を咲かせる。光の量を減らさないこと(電照)によって、菊のリズムを変えている訳だ。
必要以上にTVを見ていることによって、電照菊ではないが生活リズムが崩れているようだ。TVは見る時は見て良いが、だらだらと「ながら」は良くない。
「俺は電照菊か?・・・」 「ん~、それに近いな」
ぐっすり眠るためには、夜の照度を落とすのも有効だ。ヨーロッパのように、間接照明をもっと日本人は取り入れることを、「眠り」のためから薦めたい。
そんな生活だから、昼食後は結構眠いらしい。事故が起きないのが不思議な気がする。11月で定年とか。さらに生活リズムが荒れそうだと奥様は心配されていた。枕を変えたのをきっかけに、生活リズムも変えることを祈るものです。