究極の疲労回復とは睡眠である
NHKの「ためしてガッテン」を見ました。以下番組のあらすじを書くと・・・
①「疲れたなあ」という疲労感と実際の疲労とは違う。疲労感にマスク(ご褒美を用意するなど)をしてやれば人は頑張ってしまい、知らず知らずに疲労がさらに溜まってしまい、最悪の場合「過労死」になる。
②よく「疲れたなぁ」「温泉でも行きたいね」と人は言います。栄養ドリンク剤を買う人も多い。ところが、「温泉」も「栄養ドリンク剤」も疲労回復には役立つどころか、場合によっては逆効果である。入浴は疲れる。だが、その後気持ちよく寝られるから疲労回復に効果があると錯覚してしまう。栄養ドリンク剤はどちらかと言えば、疲労を取るより疲労感にマスクをする方だ。疲労と疲労感とは別のものである。
【実験①】 A・Bのチームに分け2時間の作業をした。Aチームには途中1時間後に「能率を上げると豪華な食事がある」と告げる。Bチームは何も知らせずにただ作業した。 その結果Aチームは軽快に作業をこなし、疲れもほとんど感じなかった。 Bチームはしぶしぶ動き作業ははかどらなかったうえ、ひどい疲れを感じた。ところが疲労物質FFを調べると Aチームは100から140と激増えしたのに対して、Bチームは100から120と増えただけだった。だがBチームは疲労感を訴えられたが、Aチームの疲労感はあまり無かった。
③疲労の真犯人は疲労物質 FF なるもので、それを血液検査で調べると、その人の本当の疲労度が判る。その疲労物質を減らすのに最も効果があるのは、「休む・睡眠」であり、その「休む・睡眠」以外では疲労回復に良いものはほとんど無いようだ。(疲労回復に効果があるとされる食べ物では鳥の胸肉が良いそうだ。)
【実験②】 4時間しっかり仕事をした後(めちゃ疲れた状態を作ったのち) (A)10分間・・軽い体操をする。 (B)10分間・・温泉に入る (C)何もしない の3チームに分け疲労度(FFの数値)を測定した。結果は (A)チームは100から102へ (B)チームは100から107へ (C)チームは100から94へ つまり疲れたら何もしないのが最も疲労回復になっていると言うことです。
④睡眠が疲労回復に最も良いというが、寝方が問題である。溜まりに溜まった疲労を取り除くには「寝溜め」を含めてよく寝ることだ。普段、3~4時間しか寝てない人が疲労回復のためには9時間前後も寝る必要があるという。
ちょっと待った!!
やみくもに寝溜めはダメですよ。普段短時間睡眠の方が、9時間前後も寝れば、睡眠リズムが崩れますよ。リズムが崩れると、休み明け(月曜など)に起き辛くなります。たぶん週の仕事始めの日は、最悪の一日になったという経験をお持ちの方は多々あると思います。
起きる時間はいつも一定に。睡眠リズムを崩さないためにも、早く寝ることによる「寝溜め」は良いが遅くまで寝る(普段起きる時間より2時間以上差がある)のは良くない。
結論は 「疲れを取るためには、寝るのが一番である」 さらに付け加えるならば、「その日の疲れはその日の内に、ぐっすり眠って取ろう」
以上が、「ためして ガッテン!」の主旨であろう。
一度見ただけなので間違いがあるかもしれない。そう思って再度見た。便利なのがNHKのオンデマンド放送だ。今週はお陰さまで店頭は多忙であった。ようやく今日(夜中の1時半から)見た。315円が安いか高いかはその人の価値観によるだろう。ビデオデッキなどの録画機器を持たない爺としては、一様安いとしておこう。
番組内容を紹介しただけなので、今日の爺の意見は何もない。「良く働く人こそ、良質な睡眠が必要だ」と言うことに、話が続けば良いのだ。
昨日も名古屋市の北、豊山町(イチローさんの出身地・名古屋空港のある所)から、新婚さんが来られた。職業「パイロット」と記入された。早朝の便もあれば夜間の便もあり、不規則勤務からは逃れられない。ぐっすり眠りたいと言うことで1時間半の道のりをワザワザ碧南まで来て戴いた。ベッドマット「シルキー・ソフト」で枕を試し寝をした奥様は、枕もメチャ気に入って戴いたがそれ以上にマットを気に入られた。ご主人の好みに合わせてマットを選ばれたので、そのWベッドは硬すぎた。新婚さんには申し訳ないが「すぐに家庭内別居」を薦めた(笑)。
奥さま共々オーダー枕を非常に気に入られてのお買上げでした。