大晦日は紅白、かってはそうであったが今は知らない歌手ばかりで観ていても面白くない。疲れたこともあって9時ごろには寝てしまった。お正月といっても特別な感慨はこの年になると無い。「門松は冥土の旅の一里塚 めでたくもありめでたくもなし」一休さんの狂歌に納得する年となってしまった。
午前中は9日の朝刊に折り込むチラシつくり、午後は初詣に行った。3時過ぎに戻ると再びチラシつくりを再開した。気合が入らず、はかどらない。元旦の夜も夕食が済んだら眠くなった。
二日は本家恒例の集まりだ。弟たちとその奥さん子ども(甥・姪)たち、そして我が娘の婿・孫がやってくる。
そんな集りの最中に三重県のいとこから電話があった。従妹の旦那が大晦日に亡くなったという知らせで、3日にお葬式をするから、正月早々申し訳ないが参列して欲しいということだった。奥さん(従妹)と子供二人が残された。子供(男)は医者の卵である。小児科医を目指しているそうだ。
亡くなった彼は「うつ病」を患っていたそうだ。お二人の弔辞を聞いていたら、知らない彼の一面を知った。スポーツマンで責任感の強い、言われたことに対して「NO」が言えない、また、他人に任せるより自分でやってしまうというタイプであったようだ。数回しか会ってないが「ひょうきん」な面もあったと記憶している。嫌な部署から今の部署に変わって1年、最近は「うつ病」も完治したと思われるほどだった。
「うつ病」はセロトニンやアドレナリンの不足による「脳の病気」と言われています。脳内物質(ドーパミン・ノルアドレナリン・セロトニンなど)は、その分泌が十分であれば、心と体を元気にするという大切な働きを担っています。
脳にある松果体からメラトニンという睡眠をつかさどるホルモンが分泌されます。その原料は「セロトニン」から作られます。その「セロトニン」は、アミノ酸の一種「トリプトファン」が原料となり、必須アミノ酸であるトリプトファンは食事(主に良質なたんぱく質)によって人は得る訳です。朝食を摂らない子供は学校でキレやすいのは、セロトニン不足が原因のようです。人は太陽の光を浴びると「セロトニン」が分泌されます。それは又、夜になると人を眠りに誘うメラトニンの原料です。メラトニンの分泌には夜(暗さ)が必要です。煌々とした明るさのなかで遅くまで起きていると、メラトニンの分泌が始まりません。本来休むべき時間帯に人は活動すれば朝が遅くなります。朝食を抜くことになり、「心と体を元気にする」という大切な働きを持つ昼「セロトニン」が不十分となります。まさに、悪循環です。「うつ病」の原因は心と体を元気にするという「セロトニン」不足が原因であることから、「睡眠」との関係が取り上げられるのです。
朝日を浴びる → 朝食(トリプトファン)を摂る → セロトニン → メラトニン → 良い睡眠 → 成長ホルモンの分泌 → 活発に動く → 規則正しい生活 → 朝日を浴びる →・・・
そんなセロトニンやアドレナリン、ドーパミン・ノルアドレナリンなどは、睡眠と深く関係します。特に、セロトニン・ノルアドレナリンなどはレム睡眠中には活動をしません。生活にはメリハリが必要なのです。短略的に睡眠の質が悪いとまわりまわって、それらが不足となり、「うつ病」になるなどと言われるのです。だが、そんなに簡単に「うつ病」は語られるものではない。寝れば治るという簡単な話ではない。
でも、睡眠との関係は深い。これから先は医者(学者)の分野である。田舎の一ふとん屋の爺としては、ひたすら「快眠」のための寝具を含めた良質な寝環境を提供することに意義があり、使命があると思っている。 (カッコ付け過ぎ?)
9日のチラシのサブタイトルは「快眠で愛知(日本)を元気にする」とした。
今日、店は定休日であるが、裏の仕事(事務的)は山になっている。仕事量が増えたのではなく、能率が悪くなった・・・頭の回転が悪くなったということだ。頭の回転を良くする睡眠法でも考えたらいいかな。。。。
今年も何が言いたいのかよく判らないブログになりそうだ。 気長にお付き合いの程を