上手に眠れば元気になれる・・・ オーダー枕とベッドの快眠ひろば

寝具の商品情報から正しい使い方まで。健康的に上手に眠る(科学的?)サイト。ふとん屋の爺の「寝言戯言独り言・趣味」の話。

老人の一人暮らし・老老介護世帯

2010-01-30 08:01:55 | 高齢者の眠り・介護・住環境と悪徳商法

 Watakeiでは福祉用具のレンタルと販売とを通して、介護の仕事に係わっている。最近多いのが、高齢者専用賃貸住宅(高専賃)といわれる施設に入居される方の福祉用具を納品することである。もちろん自立して介護を必要としない方も入居されてるが、入居者の大部分は要介護者である。

    

一階部分はパブリックスペースで、入居者の皆さんの共同食堂・お風呂などがある。

    元気な人は個室風呂もある。

二階以上は個人部屋となっている。個人部屋は8畳ほどの広さがあり、ほかに車いすでも楽に入れるトイレが全室付いている。洗面台もあり、一人で生活するには不自由はしないと思われる広さと機能が備わっている。

 

食事は一階の食堂でみんなでワイワイ言いながら食べる。三度の食事が付いている上に栄養士さんが常駐しているところが多いからから、栄養的に偏るなど心配は要らない。入居者同志のレクレーション・サークルもあり、楽しんで見える方は結構多い。

                      

 TVで気になるニュースが最近多く流れている。老人だけではないが、最近一人暮らしの方が増えているそうだ。そして、孤独死の方も・・・。子供たちが独立し「老老介護」の二人暮らしも増えている。高度成長期のころに作られた公営住宅での一人暮らしや老老世帯が増え、さらに空き家(部屋)が増えているそうだ。特殊清掃業者なる職業が多忙とか・・・。

 公営住宅は複数棟ある場合が多い。ならば、うち1棟を高専賃にリフォームあるいは建て直しするのはどうだろう。ダムを造るより良いと思うが・・・。その高専賃で働く人たちの雇用が増え、一石二鳥三鳥という結果が得られるような気がするが、いかがでしょうか。

 民間の標準的高専賃の場合、50名ほどの入居規模なら建設費用は2億5千万円から3億ぐらいだとか(土地代は別)。一部屋あたり5~600万円程度の費用ということだ。一般公営住宅ならば一戸あたり倍のおよそ1,000万円超の建設費がかかる。かっては働き盛りの世帯のための住宅が不足していた。今は老人が生活し易い住宅が不足しているというならば、都市近郊の住宅団地を時代に即した建て(直し)方にすれば良い。

 

 中国の聖天子 堯・瞬の時代、民は政治を意識しなかったという。政治を意識せずに平穏に幸せに民は暮らせたという。本当に国民の生活が第一と思うならば、現状の金(税金)の無駄使いは無いだろう。政治屋の給与や特権経費(合計一人年間3,500万円程度)、他にも、政党補助金、公設秘書の給与など、そして政治屋のみならず高級(給)官僚の法外な退職金・とくに渡り公務員の給与・退職金など、それらの費用を少し削減事業仕訳すれば、高齢者専用住宅は簡単にできるように思われる。全国に建設することが可能と思われるがどうでしょう。高専賃といっても姥捨て山では困る。子供の遊ぶ声がし、地域のつながりがある、新しい時代に合った新しい人間的繋がりを持ったある意味新しい「村」を作ることができればとは思いませんか。

  お陰で、爺婆は今のところ人並みの生活をしているが、二人暮らしだ。

 15年20年後爺が死んだ後、婆はさらに10年15年と生きるだろう。爺の死後の婆の生活も考えなくてはいけない。政治に期待できないとは残念である。高専賃へ行くたびに、多くの幸せそうな老人の顔を見る。三度の食事と温かい寝床がそこにはある。若い人、特に子供の声が聞こえないのが残念だが・・・。婆は一人になったら、(高専賃に)入ろうかな、と言っている。・・・・・

 

 昨日も担当者会議を3件と、二種類の福祉用具のデモ(お試し使用)をした。福祉用具のレンタル件数も、数年前の3倍、昨年の2倍弱の需要がある。まだまだ増えるであろう。だが、レンタル価格はどんどん下がっている。競争原理が働いているからだ。

 「早い、安い、無理を聞く」 がWatakeiのモットー(?)だ。土日も関係なく、しかも早く行動するのを、お客様も期待している。

 昨日、地域包括から電話があった。ご利用者様宅へ、今日10時に介護ベッドの納品にいく。お母さん(70代後半?)には、やや痴呆と持病があり、肩を骨折された80歳ほどのお父さんは、入院もそこそこに自宅に帰られるという。老老介護の世帯は、安心して入院もできない。

 

 4憶円もするあの土地が、政治に必要なのか? 政党を解散して残った数億の金はどこへ行ったのか。これらの金で高専賃は2~3棟・100~200人の方の家が確保されるのでは・・・。

 政治の話は、商売人にとっては「タブー」だと爺の父は言っていた。だから、市会議員選挙さえできるだけ首は挟まないようにしていた。今日の話は書きたくないテーマであったが・・・・・。

コメント
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