この3名様は、ここ一年ほどの間に医師から「ストレートネック」と診断された方々です。
立位測定機で測定した図から見て、ストレートネックの方特有の特徴があるのだろうか?測定結果グラフだけではもちろん結論めいたものは導き出せません。
だが、職業柄というより「職業的姿勢(の悪さ)」によると思われる共通点があるようです。事務職の女性は、デスクワークの姿勢がうつ伏せ的に頭が下を向いている姿勢が長く続きました。二十年ほど前から職場にパソコンが導入され、パソコン画面を見る時に姿勢はそのままで頭だけ画面を見るために上げます。顎が突き出たような姿勢です。
こんな姿勢ですかとお聞きすると、3人とも笑いながら、「そうかも・・・」と。
首が前に出て顔だけを上げて物を見るために、顎を突き出すような姿勢になってくる。ネアンデルタール人状態だ。(ネアンデルタール人イラストWikipediaより)
工場勤務の男性も、また、調理作業が主のご婦人も、作業中は首だけ折るように下向けに見ながらの作業がほとんどです。時々の事務所での作業はパソコンとにらめっこの時が多いようです。このようにうつむき姿勢の時間の長い方などは、ストレートネックになり易いようです。長時間、パソコン作業をしている方などはその代表かもしれません。でも、パソコン作業員すべてがストレートネックになる訳ではないでしょう。
総じて、背中が丸くなり、肩が前に出た姿勢になった「猫背」がストレートネックの原因の一つとも言われる整体の先生も見えます。案外、自分では猫背でないと思っている方でも、専門家が見れば実は『隠れ猫背』であることも考えられます。医者ではないし、ましてやレントゲンがある訳ではないから、爺が診断する訳にはいかないが、思い当たるフシのある方は、整体の先生や、整形外科の先生に確認して戴けたらいかがでしょう。
そもそも、ストレートネックとは何ぞや。ネットで検索すれば、答えがいろいろ書かれています。また、直すにはどうしたら良いかということも大方書き込まれています。首周りの筋肉を柔らかくしてやることが大事で、日々体操などすることによって改善されてくるようです。
でも、この枕を使ったらストレートネックが必ず治るなどというのは「嘘」です。正しい姿勢を常に心掛けることこそ、ストレートネック対策でしょう。 そして、ストレートネックは姿勢の悪さが原因の方が多いことから、枕より敷き寝具を見直さなければならないと思います。猫背の方は平均的ですが、首の付け根あたりに痛みや違和感を持たれる方が多いようです。
上の写真で高い枕をしている方(右)は、首の付け根付近に隙間(三角の部分)が生じやすく、支えが不十分となり、違和感や痛みを感じるのではないでしょうか。一方、姿勢が良い人(左)は枕自体も首を支え易いことになりますね。頸椎弧のカーブも自然です。
写真などは、立った姿勢をそのまま横にしました。寝た時の姿勢イコールではありません。猫背の方がすべて高い枕で寝ている訳ではありませんが、猫背と高さのある枕を使っている方、あるいは、高めの枕を使うと楽だと言う方は多いですね。相関関係はあると言っても良いでしょう。
枕だけで、いろんな睡眠トラブルが解決する事はありません。でも最適な高さの枕と最適な固さ(柔らかさ)の敷き寝具を使えば、改善されると思います。その「あなたにとって最適な枕と敷き」とをより科学的に探すのがWatakeiの「快眠ひろば」です。
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