上手に眠れば元気になれる・・・ オーダー枕とベッドの快眠ひろば

寝具の商品情報から正しい使い方まで。健康的に上手に眠る(科学的?)サイト。ふとん屋の爺の「寝言戯言独り言・趣味」の話。

新・ウレタン・・・その3・吸湿の話

2011-12-03 22:10:22 | 新商品 and 新企画

 一般にウレタンは吸湿性は殆ど無い。保水性(吸水性)は多少有るかもしれないが・・・。

 吸湿性に優れていると言えば、まず「羽毛」が上げられる。だが、「羽毛ふとん」となると吸湿性が良いとは必ずしも言えない。生地には羽毛の吹き出しを防ぐために「ダウンプルーフ」加工がなされている。その為、吸湿力は有るが、時間が掛かる。「蒸れ」を感じるのはそのためである。

 天然だけでなく、人工繊維(化繊)を含めて考えても、繊維の王様と言えば、「WOOL」であろう。今般、羽毛・羊毛と比べても吸湿発散性に優れたウレタンが生まれた訳である。下図を見る限りでは、(敷き)寝具としてはダントツに良いと言える。

 新ウレタンを使った別注品を、寝た切りに近い方に使って戴いたことは以前書いた。どんな商品かと言えば「オーバーレイ」タイプのマットを作らせて戴いた。

 厚さ3㎝x幅80㎝x丈190㎝である。細長いマットである。どこで使うかと言えば、病院へ持って行くというのだ。敷いたマットの上で一日過ごす感じだ。お客様は長年透析をしている。週に2回病院から来る車に乗るって通院する訳だが、自宅を出る時からストレッチャーに乗せられ、透析時間中も横たわったままである。夏は厚めのバスタオルを敷き、冬は既成の肌ふとんを縦に半分に折るようにして使って見える。

 夏は背中が暑いこともあるが、病院のマットでは身体が痛いそうだ。冬、肌ふとんと言っても化繊綿入りだから保温性が無く寒い。家のベッドではオーバーレイタイプのラテックスを敷いているので、まだ身体は楽である。だが、透析の日の約5~6時間は本当につらいと言って見えた。

 今回この「新・ウレタン」を二重ガーゼの側生地で作らせて戴いた。このところ、暖冬とはいえ寒くなってきた。以前作らせていただいた140x190㎝0.6kgの羽毛を着て透析通院して見える。暑くも寒くも無く、快適だと言われホッとしている。ご主人も「あの小言告き(いろいろ不満をいう人)が良いと言うんだから、正直びっくりしている」と・・・。

 何はともあれ、結果オーライ・満足戴けました。

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