今年の初めにスペイン旅行をしたことはこのブログで既に書かせて貰いました。そのスペインは立憲君主の国、王様がいらっしゃいます。ガイドさんが言うには、スペイン国王の歳費はおよそ3,000万円だそうです。結構倹しい生活を送られているそうです。お妃はギリシャから嫁がれました。
スペイン国王のクリスマスカード
ギリシャと言えば、ユーロ危機の震源地です。お妃様はお国を心配され、時々ギリシャに里帰りされるそうです。飛行機はいつも「エコノミー」だそうです。しかも、格安航空会社を利用しているそうです。
さて日本の国会議員の先生達の人件費の総コストは? 直接支払われる金額だけで、3429万480円。この他に公設秘書や交通費、議員会館の家賃など、どう安く見積もっても年間一人7541万円強となりそうだと言われてます。スペインの王様が3,000万円なら、少なくとも同額で良いのではないでしょうか。いま、国会議員は全部で722人x2/3(人数を2/3に)xスペイン国王並みに3,000万円とすれば、およそ722人x(2/3)x3,000万円=約144億4,000万円。人数を半分にすれば、108億3,000万円。現在約544億円からみれば、355億から400億円が減る計算になる。それにつれて高級(高給)官僚の給与も減らすことができれば、400~450億円の節約となるだろう。
消費税1%で約2兆円だそうだ。この金額(400億円としても)は消費税の0.2%分に相当する計算になりますね。1%にもならないほどだが、やはり上に立つ者の気概を見せて欲しいものですね。でも、今の政治屋には「落選の危機意識」以外の無さには呆れかえるところです。無能ぶりにあいた口が塞がらないと言うところです。期待できません。
このところ円安が少し進んでいます。円が1ドル80円台になったとニュースが流れていました。貿易(輸出)立国の日本を良くするには「円安」になれば、多くの問題が解決されるそうです。乱暴かもしれませんが、円安になり物価が上がり、インフレとなり名目の賃金が増えれば、今の国の借金は相当軽減されるでしょう。
暴論ですが、消費税を上げる前にやるべき事をやって欲しいものです。
・・・・・夢の中で、爺が一人で騒いでました。
婆の「うるさい!」の声で目が覚めました。ああ、眠い!