没後400年と言った時、誰を思い浮かべますか? 愛知・静岡あたりの方々は「徳川家康」を思い浮かべるのではないでしょうか。今回イギリスを旅して知ったのは、シェークスピアも没後400年だという事です。1616年没です。
シェークスピアは誕生日も亡くなった日も「4月23日」と言われています。亡くなった日は記録にあるそうだが、誕生日は実は記録に無いそうです。何故、誕生日が「4月23日」になったかと言うと、シェークスピアが洗礼を受けた日が4月26日、これは記録に残っています。当時、誕生後3日目あたりに洗礼を受けるのが一般的であったようです。そこで、3日前ということで、「4月23日」が誕生日になったという訳です。
話が少し逸れますが、シェークスピアは52歳で亡くなったそうです。つまり、生まれたのは1564年という事になります。西川の創業が1566年で、今年は創業450年、シェークスピアの生誕452年ということです。関係ない話でした。
シェークスピアの生まれた(町)村は、ストラトフォード・アポン・エイヴォンと言いますが、爺婆が訪れた日は4月22日、つまり没後400年のイベントが行われる前日でした。街中は多くのTV中継車が来ていました。
どこかの放送局から取材を受けるのでは、「YOUは何しにエイヴォンへ」なんてね(笑)。全くその目はありませんでした。
4月24日(日)、ロンドンです。ロンドンマラソンの当日です。
警察官やボランティアの方も沢山。
タワーブリッジの上も応援団でいっぱい!
障碍者の方も力走
女子のトップ集団。スピードが違いますね。
この日はロンドン塔観光でしたが、交通規制でバスは目的地にたどり着けず、(穴場的)駐車場からそれでもロンドン塔まで約20~30分歩きました。道路が横断できないため、地下道を通ったりしつつ大回りしました。
ロンドンマラソンは、いわゆる選手だけでなく、一般人もエントリーでき、参加総数は約4万人前後とか。一般ランナーの大会登録料が70,000円だそうだ。チャリーティランナーといい、その登録料はいろんな施設等に寄付されるそうです。マラソン好きな方にとっては、一度は走ってみたいところですね。ツアー枠というのもあって、日本からもロンドンマラソン参加ツアーがあるそうです。帰りの飛行機の機長さんが「ロンドンマラソン参加ご苦労さま」と挨拶の中で言っておられました。車いすの方も数名いらっしゃいました。
4月21日はもう一つ、大切な方の誕生日でもあります。その方とは、エリザベス二世(現女王)です。満90歳になられるそうです。ただ、こちらのご生誕イベントは、6月初めごろに行われるそうです。21日はご家族でお祝いされたそうで、国を挙げての祝賀は6月とのことです。
4月19日から26日までの旅でしたが、21日はエリザベス二世90歳のお誕生日。23日はシェークスピアの生誕452年&没後400年。24日はロンドンマラソン。今から思えば、とんでもない時に旅したものだと思いました。もし、来年旅する予定の方は、いろんなイベントを楽しめるように計画されると良いですね。
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