NHKで「人生の終い方」という番組がありました。「終う」どころか拡げたくっています。寝具業界一二を競う若手経営者から「社長(爺のこと)は何歳まで生きるつもりですか?」と言われた。未だに第一線で動き、65過ぎて第三の事業にも本格的に参入したのを危惧心配してくれたのだ。
これは、去年のチラシです。このチラシのベースは先ほどの彼が一昨年前に作ったチラシを参考に爺と社員との合作チラシです。もう少し練り直しが必要だとは思いつつも。時間が無く「まあいいっか。。。」とGOしてしまいました。後日コンサルタントの先生に添削をお願いしたところ、100点満点のわずか「2点」という、何ともならない「赤点」を頂戴してしまいました。10点満点の2点ではなく、100点満点の2点です。キツ~イ、キツーイ採点でした。「似て非なるもの」なんでしょう。
表
裏
落第点のチラシではありますが、落第点なりにお客様のご来店がありました。性懲りもなく、一年後も同じようなチラシをまた出しました。
こちらは今年のチラシです。今年はほぼ爺一人で作りました。結果から言えば、100点満点中1点ぐらいでしょう。
表 裏
昨年以上に、来店客数は悪いものでした。その時のコンサルタントの先生の忠告が生きていないチラシとなった次第で、結果さらに「どうしようもないチラシ」となってしまいました。自分では「わかりやすいチラシ…」を書いてるつもりですが、社員からも言われます。「わかりにくい!」と。66歳ともなれば、頭に柔軟性が無く、過去の栄光(?)に生きる老人となり、朽ち落ちるを待つのみと言ったところでしょうか。
65歳を過ぎて、経営の第一線に留まること自体「老害」そのものなんでしょう。つまり…「ふとん屋の爺」も引退勧告を受けざるを得ない状態になったようです。速やかに「けじめ」を付けなければなりません。それができないんです。
コンサルタントの先生をはじめ、43年間他人の意見もろくに聞かず自分の思うままに商いをしてきたこともあって、「いまさら」とばかりに婆からも見放されかけています。が、「バカは死ななきゃ直らない!」と言う言葉がピッタシです。引退できない上に、修正は不可能です。けじめもつけられずにこのままダラダラと仕事をしつつ生きながらえることになるのでしょうか。
爺はふとん屋の三代目、物心ついた時から綿ホコリの中。「縁の下のホコリまでお前のもの」と叔父叔母たちに言われ、ふとん屋は継がないと反発しつつ育ちました。そんな「ふとん・ホコリ」に囲まれて育ちましたが、結局ふとん屋をしている時が、なんとなく落ち着くような気がします。
かといって寝具店経営者としては成功した訳ではありません。運が良かった(?)だけです。「バブル期の利益」を無駄使いしなかったから、何とか今を生きていられるんです。66歳の今、国民年金よりほんの少し多いぐらいですが、年金を貰っています。例え僅かな金額でも有り難いことです。第三の事業への投資で、たくさんの借金(銀行融資)がありますが、なんとか人並みな老後を送れたらと、そう願っています。
「生涯一捕手」と野村さんは言いましたが、「生涯ふとん屋の爺」で、やれるところまでやろうと思っています。婆も、仕事を取り上げて「ボケ」るよりは良いか!という程度ですが、今更ふとん屋以外の仕事ができる訳ではないと、諦めています。ボランティアに行っても「足手まとい」になりそうです。
コンサルタントの先生も、「残された時間(人生)は大いに旅行など楽しんでください」と、エールを戴いてます(と勝手に解釈)。2月にドバイ・4月にイギリス、そしてお墨付きを戴きましたので、7月にイタリア、8月に北海道とあと二回旅行をする計画を立てています。
「執着と訳の分からない未練」とで完全引退ができないでいます。あと数年はまだ働けるとは思いますが、その後(75歳を過ぎて)は、生きていれば質素に年金だけで生活することになるでしょう。だから、75歳までは「良く働き良く遊ぶ」ことをモットーに生きていき、大いに旅をしたいと思います。後期高齢者になっても、「働かざるを得ない」幸せ(?)を夢見ながら・・・
75過ぎて「下流老人」にならないように・・・。
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