例年1月下旬に爺婆の正月休みを兼ねてお伊勢参りをしています。今年は罰あたりにも、年の初めから「スペイン旅行(1月5日~12日)」をしましたので、少しばかり落ち着かない状態です。特に婆は旅行から帰るや否や「お伊勢さんに何時行こうか?」と、言いだす始末。爺としては忙しさもハイレベルのままなので、もう少し経ってからと思ってましたが、時間が取れたらと言っていると何時のことになるやら・・・、思い切って行くことにしました。
外宮(内宮と違って庶民的かな)
近鉄で伊勢に向かった。いつもは宇治山田駅で降り内宮に向かうのだが、今年は伊勢市駅で降り、徒歩で外宮へ行った。今回初めて外宮での「御垣内参拝」をさせて戴いた。その後はバスで内宮へ。いつものように手順を踏んで「御垣内参拝」をさせて戴いた。その後は「風日祈宮」をお参りし続いて「荒祭宮」へと進みました。昨年も書きましたが「荒祭宮」へ行く途中にパワースポットの「杉の木の巨木」があります。「荒祭宮」へ参拝に行く方は数年前までほとんど無い感じでしたが、最近は雑誌やTV等で取り上げられたこともあって若い方がイッパイです。メディアの力は恐ろしいですね。
「荒祭宮」へ行く途中のパワースポット「杉の木の巨木」
参拝後は赤福で一腹。
日帰りでの参拝と思ってましたが、やはり落ち着かないと言うことで鳥羽に宿を取りました。宿泊したのは「戸田家」という鳥羽では老舗の旅館です。一人一泊二食付きで8,400円という最安値のプランでしたが、とても良かった!もちろん価格が価格であったから100点満点という訳にはいかなかったが・・・。
最安プランだったから、山側になると思っていたが、案内された部屋は海側であった。和モダンというのだろうか、平成20年にリニューアルした部屋でちょっぴりお洒落でもあった。
以前知り合いから良い旅館と聞いてましたので、今回初めてお世話になることにしました。婆は、外宮・内宮と歩き疲れ、旅館に付いたらもう動けないと言った状態でした。敷地も広く、「温泉村」まであった。鳥羽で温泉というイメージが無く、「温泉村」へは今回行かなかったが、次回は是非楽しみたいと思います。
やはり、鳥羽と言えば海の幸の夕食を期待しました。バイキングですから、過度の期待はしてません。なにしろ、8,400円ですから・・・。別に伊勢エビのお造り(7,350円)と白ワイン(5250円)を注文しました。伊勢エビは非常に美味しかった。基本のバイキングも良かった。食べ過ぎてしまった。料理内容だけで比較すれば、山と海とで単純に比較できないが、青森・十和田のホテル(冬季営業できないから仕方ないかな)より良かったと思う。
従業員は、パートさんと思われる方が多く、基本的社員教育はできていたが、レベルの高さからいえばイマイチという感じだった。館内設備はちょっと古いが掃除も行き届いており、感じは良かった。
だが、寝具については、どうしても辛口の点数となってしまう。
同じ敷きが三枚敷かれていた。うち2枚はカバーで一体化されていた。寝心地は悪くは無かった。品票は見つからなかったが、この作りは「丸八真綿」だろう。寝具は古い(?)が、逆に締っていたから三枚重ねが程良いクッション性をもたらす結果となっていた。三枚も重ねたから中央部は少し凹んでいた。羽根枕が相対的に高くなってしまった。女性客には高いだろう。中わたはたぶんポリエステル綿だろう。旅館等は寝具を日に干すことがまず無いから、天然素材は使えないことが多い。以前富山の民宿に泊まった時はもめん綿の敷きであったから、しっかりと湿気を含んでいた。当然暖かい寝具とは言えなかった。化繊わたのほうが湿気にくいから旅館等では多用されている。床に入るとややムレ感がしたが、シーツは綿100%であったから、ふとんの欠点を正にカバーし、気持ち良かった。掛けは羽毛ふとんであった。
敷き寝具のシーツはもちろん毎日交換しているだろう。だが、カバーで二枚を一体化し、ベッドマットのように利用されていたため、非常に重い。敷き寝具を畳んで掃除することはしないのだろう。裏面を見たらホコリと髪の毛で、気持ち悪い程に汚れていた。一般家庭であったら「ダニ」の温床と言ったところだ。
爺の影が写ってしまい分かりにくいが、髪の毛がいっぱいだ。 布団の裏まで見るお客はいないだろう。一般客目線で見れば、価格からして80~90点の高得点だろう。だが、爺の目から見ると接客係(仲居さん)は良いが、男性スタッフの一部に問題アリということ、寝具の評価が低いということで、60点~といったところかな。辛い点数だが、及第点以上であることには間違いない。皆さんはどう思われますかな・・・。
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