11月7日の読売に、下村氏「待機児童対策見直し」、官房長官火消しに躍起と言う記事がありました。
問題は、下村官房副長官が、自民党の勉強会の講演で、保育所の入所待機児童解消策について「本当にいいのか見直すべき時期に来ている。特にゼロ歳児保育に税金投入するなら、母親は無理に働かなくても、家庭でしっかり子育てをやってもらえるようにしていくことが望ましいと言った発言をしたそうです。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20061105i315.htm
この記事は、下村氏の発言に野党が噛みつきそうな気配になったための官房長官の発表のようです。
<<キャリアー夫婦の別居生活って健康的?>>
私たちの英字新聞輪読会で表記の記事を読んで議論になったことを思い出しました。
その内容は、その内容は女性の社会進出に伴って、夫婦の生活事情が様変わりしている。
従来は、男性の都合に合わせて結婚を機に仕事を辞める女性も多かったが、最近では自分のキャリアを大事にする女性が増え、互いの仕事を優先するようになったため、遠く離れて別々の住まいにクラスことも珍しくなくなってきたと言うものでした。
(Student Times, Sept. 8)
読んだ後、家庭における男女の役割や、今後のこの状態が続いた時の、社会や国家の将来について色々な議論が起こりました。
そして結論はいつものにように出ないままでしたが、私は基本的にこの様な家庭生活が人間として、また社会的に見て、健康的なのだろうかと言う基本問題に関わることと思います。
愛し合っている二人が、共に暮らし、子供が出来て、次第に家族の家族の輪が膨らむことと、別居と言う犠牲を払ってでも夫婦二人がそれぞれのキャリアーの生きることのどちらが健康的でしょうか。
答えははっきりしています。
<<不健康な家庭生活の影響>>
不健康な家庭生活がどのような影響を社会に与えているか、いくつもの問題がありますが、考えつく範囲でも、このような状態が続けば次のような問題があります。
1.少子化が急激に進む。
その対策はあるのか。
将来の労働人口の減少対策は?
価値観の違う外国人労働者を入れると起こるかも知れない問題の解決策は?
少子化の結果生じた、子供社会の狭さやその閉鎖性から生じた多くの問題への対処法は?
2.子供の教育は片親(その片親も一日中家を明けている)だけて良いのか、
それでは学校に頼めば良いのか。
今の学校の現状で今までは家でやってきた、子供の躾けまでやれるのか。
子供の教育に対する親の責任は?
3.夫婦別居と言う家庭の変質、コミュニティーの破壊への対処法は?
4.学校や社会で起きている、児童、生徒を巻き込む異常な事件の発生の基本的な原因は家庭にある(今まで、権力者への追求に熱心だっマスコミさえも認め始めた)と判っているが、その対策は?
<<空気に流される日本>>
今政府が下村さんの発言で慌てているのは、男女共同参画推進の方針に反した発言だからのようですが、
塩崎官房長官の発言は、国会の運営の支障をきたさない為の発言だと思うのですが、このため本質的な議論を外れて、男女共同参画が絶対視しされ、そのマイナス面が議論されないと言う今の風潮を示していると思います。
その現れが同じ読売にでた、共産党の市田書記局長の「女性は家に閉じこもっていろと言うのは時代錯誤の許しがたい発言だ」ということになって来るのでしょう。
<<家庭生活を大事にするのがそんなに詰まらないことか>>
私が前にも書いたように、女性が次代を担う子供を産み(女性または男性)がその子を育てるのがそんなに詰まらないことなのでしょうか。
市田さんの言う様に、そんなに時代遅れなことでしょうか。
今の時代ですから、一部の人の言う様に、全て女性の責任とは言いませんが、せめて女性(または男性)が種々の価値観を持って、キャリアーの道を選ぶのか、専業主婦(または主夫)の道を選ぶのかは、世の動きに惑わされずに、自分自身の考えて決めて貰いたいと思います。
政府が考えている教育基本法にも、家庭教育にも重点を置く事を書いています。
男女共同参画推進と家庭教育に重点を置くことの間に、どのような整合性を持たせようとしているのでしょうか。
全体を見る立場の安倍さんや塩崎さんたちの、良く言われる縦割りでなくて、総合的かつ確実な判断と調整をお願いしたいものです。
http://blog.goo.ne.jp/mutouha80s/d/20061026