普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

一方に偏った報道をするテレビの政局報道

2012-11-27 20:49:03 | 情報、マスコミ
・維新の会ばかり批判他の極の党に触れないNHK・積極財政派の人ばかり起用する「たけしのTVタックル」・原発維持派ばかり集めた「ニコ生」・「ニコ動」の民主党への抗議
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 昨夜のテレビと動画の放映での政局に関する報道で首を捻る箇所がありました。
・NHKの維新の会批判
 昨夜のNHKの9時のニュースで可なりの時間を割いて日本維新の会に就いて報道していました。
 政策の違う維新の会と太陽の党野合と言わんばかりの報道。+みんなの党との間の食い違い。そして伸び悩む維新の会の支持率などなど。
 私も石原さんの最初の発言のように、主張する官僚政治打破のためには、同じ志を持った党などとその一点に絞った彼の言う統一会派を作り、選挙はある程度の区割りの調整をしても、互いの政策を打ち出して戦い、選挙後は公務員制度改革の元祖の安倍自民党を巻き込めばそれこそ国を戦後放置していた官僚制度改革ができるのにと書いて来ました。
 形は石原さんが橋下さんに押し切られて格好に成りました。
 NHKの報道も私の主張の裏付けをしたような報道でしたが、公共放送で大切な時間を割いての一党攻撃には首を捻りました。
 せめてやるならもう一つの極の「国民の生活」を中心とする脱原発、所得税増税で纏まろうとするグループの批判もすべきだったと思うのですが。
・「たけしのTVタックル」
 チャンネルを切り換えたとき、ちょうど安倍さんの積極金融発言や日銀の問題に就いの話題を取り上げていました。
 出演者は宮崎哲弥、三橋貴明、高橋洋一、大谷昭宏、宮田佳代子の各氏です。
 三橋さん、高橋さんは有名な積極財政派です。
 二人の意見を支持する宮崎さん。反対意見の大谷さんは三人の意見で沈黙。孤軍奮闘するレギュラーの大竹まことさんもたじたじ。宮田さんは無言。
 後でツイッターを見ますと、安倍さんを支持している人達から大竹さんは阿呆扱い。
 問題は積極金融・財政経唱える三橋さん、高橋さん金融・経済の専門家のなかでは少数派で、ネットでも池田信夫さんなどから色々の批判がある人です。
 この番組で何故二人に反対する人も入れなかったのでしょう。
 放送の公平期する為だけでなく、バラエティーを盛り上げるためにも良かったと思うのですが。
・ニコニコ生放送の原発問題
 「原発はいつ動くのか」と言うテーマの放送で田原総一朗・池田信夫・石川和男・自民党の片山さつき・水野義之の各氏の間で話がありました。
 いずれも脱原発に慎重な人達ばかりで同じ意見の私に取っては、頷くことばかりでしたが、このような一方的な人達ばかりの座談会か討論会で一般の人達は動かされるのでしようか。
 スポンサーの池田さんは反原発の人も呼ぼうとしたのだがとは言って居ました。
 「たかじんのそれまで言って委員会」に旧共産党の筆坂さんや田嶋陽子さんを除いては左翼の人が出ないの同じ理由でしょうかね。
・ニコニコ動画の民主党への抗議
 動画サイト「ニコニコ動画(ニコ動)」が、民主党に対して怒りをあらわにしている。運営会社のドワンゴは26日に民主党の安住淳幹事長代行がニコ動を指し、「極めて偏った動画サイト」とした発言について、「根拠の無い誹謗中傷であり、強く抗議します」などといった抗議書を民主党本部に提出。抗議文はインターネット上でも公開され、波紋が広がっている。そうです。
 この最初はテレ朝の「報道ステーション・サンデー」で安倍さんが、「貴方達には申しわけないが、テレビ局ですと各局の番組調整や公平性に問題があり、公示までの調整は難しい」と主張し、「相互に視聴者の方々の意見も反映される最もフェアな場所で決着を着けたい」
との発言から出たものです。
いう。
上記のNHKの放送では早速次のようなツイートが出ています。
NHKニュースウォッチ9は第3極として維新の会のみを報道する姿勢は、公共放送としは極めて偏向である。既成政党に明確な対立軸を示している、野党で自民党に次ぐ大所帯の「国民の生活が第一」こそ第3極であろう。受信料を国民から広く取りながら報道は生活党を無視する異常なNHKを許せるか 。
NHKの自民党関係の放送では、麻生さんとのインタビューで漢字の読み違えなどくだらない質問で時間を潰し最後の文字通りの1分と言うときに麻生さんの描く政策の質問と言う酷い番組を思いだしました。
参照:「NHKの「総理に聞く」にがっかり
 当時はネット情報は主としてブログや2チャンネルが中心で自分の知る範囲でこのことを取り上げたのはごく少数でした。
 然しいまはツイッターやフェイスブックで、酷いテレビ放送はその日の内に批判され瞬く間に拡散されます。
 そして次期総理に成るかもしれない安倍さんから、公共テレビでなくて動画放映の選択をされる時代になりました。
 選挙中に郵政選挙では小泉さんの作戦に乗って選挙中に小泉さんや刺客など追い続け小泉さん大勝、安倍さんのときも同じ選挙中に閣僚の事務所経費の書き間違いを連想させる赤城さんの「絆創膏報道」、麻生さんのときの漢字の読み違えや発言の振れ報道などの反自民キャンペーンで今度は民主党大勝。
 これからはマスコミ、特にテレビは今までのように傍若無人の報道にはネットからの反発を覚悟しなければならなくなりました。
 朝日新聞のように正直に反安倍キャンペーンをやるのは別として、他のマスコミ特にNHKを始めとするテレビは正確、公平な情報を流して貰いたいのですが、果たしてどうなるでしょう。

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