旧社会党と日教組、自治労など労使対決型の労組と縁を切るしか道のない民社党・維新の会は原点の公務員制度改革に戻れ・時代後れの清濁併せ飲む小沢さんの生活の党は消えるしかないのか
今日の読売が15~17日の世論調査の結果を発表していました。
一面では「TPP交渉参加「評価」60%」と出ていましたが、今日は支持率45%と好調の自民党以外の党のことに触れて見たいと思っています。
・どの党を支持?:自民党45%(前回42%)(以下全て%、括弧内は前回数字)、民主党5(6)、維新の会2(5)、みんなの党4、共産党2、生活の党0、社民党1
・参院選比例ではどの党に投票?:自民党43(42)、民主党7(7)、維新の会9(13)、みんなの党6、共産党4、生活の党1、社民党1
・民主党
民主党は支持率は漸減、比例の投票先ではみんなの党、共産党とも政党支持率より上を示しているのに民主党は同じ同じ数字で、偶然と思いますが社民党の傾向とほぼ同じです。
私はこの傾向から、前々から書いてきたように民主党は社民党と同じ絶滅危惧種の道を歩むのではないかという私の心配を象徴しているような気がします。
私は民主党再生の道は社会党的な考えを持つ人達、日教組、自治労、それと一部マスコミやネットで言われている社会党出身の事務局の人達を切るしかないと書いて来ました。 今マスコミでは民主党と連合の連携の確認、強化の動きが報道されていますが、私は良い意味でも悪い意味でも資本家と結び付きが強い自民党と対抗し、国の方向を誤らせないために労働組合を支持基盤とする政党の存在は日本に取って欠かせないことだと思います。
問題は労働組合でも旧来からの労使対決型の共産党や社会党の影響が強い組合と、労働者の権利は主張しても、その確保のためには労使協調も惜しまない組合がありました。
一昔は後者の組合を支持基盤とする民社党がありましたが、自民党や公明党が民社党の社会福祉政策を真似したために、その存在価値をなくして衰亡の道を辿りました。
民主党は民社党と労使協調型の組合、社民党と労使対決型の組合を全て取り込んで政権奪回を果たしました。
労使協調型の組合は御用組合と揶揄され批判されてきましたが、その良い所は労働者の権利も主張するが、会社あっての組合として会社の事も考えて動きます。
これを政治で言えば日本あっての労働組合です。
そのことを考えれば自民、民主とも政権を取れば先ず国あっての政策を考えるのは当然で、日本より自分達の権利を優先する人達が国政に携わって貰っても困ります。
日本国民は半世紀も続いた自民党政権に飽き足らず民主党政権を選びましたが、見事失敗しました。
その原因には良く言われた社会党出身の事務局が作り出したと言われるばら蒔き政策と、官僚だけでなく自治労からの圧力に耐えきれずに、折角の国民期待の政治主導の行政改革が失敗に終わったことです。
国民はこのことに気づいたのが、そしてやはり自民党しかいないと気づいたのが今回の世論調査に続く今までの一連の調査が示していると思います。
民主党が政権与党に帰り咲くにはやるべきことは決まっています。
社会党的な考えを持つ人達、自治労・日教組を切ることです。
それて民主党を支持しそれに政権を取らせるために連合のやることも決まっています。
日教組、自治労など労使対決型の組合を切ることです。
外野は簡単に正論を言いますが、簡単なことではありません。
然しやらねば今の支持率から見ても、完全に政権復帰の望みなしどころか、私の心配する「山が動いた」と土井さんが言ったある、絶滅危惧種の道を歩みだした社民党のようになるのか、解党するしかないような気がするのですが。
維新の会
・どの党を支持?維新の会2(5)、みんなの党4。参院選比例ではどの党に投票?維新の会9(13)、みんなの党6の数字は維新の会が深刻な問題を抱えていることを示していると思います。
維新の会がまだ大きな支持率をもっていたことから、高い支持率の原因は橋下さんの大阪府・市の合理化の成功とそれをもたらした橋下さんの人気の全てで、その他には実績として何もないと書いてきました。
そして橋下さんがそれ以外の事で発言をするたび、そして維新の会の政界に対する影響を大きくなるごと、その支持率を下げて来ました。
それともう一つこれは維新の会の責任ではありませんが、国民は大きな期待を担って政権を取らせた民主党の大失敗を見て、維新の会やみんなの党に余り期待をし過ぎてはいけないと思っているのも支持率の低下の一因となっていると思います。
私は維新の会は橋下さん得意の、そして唯一のセールス・ポイントの公務員制度改革一本に絞って、ここしばらくはその他の政策は維新八策の線で議員の自主投票に、その間に合同した「立ち上がれ日本」のベテランのもとで日本の政治に就いて勉強すべきと書いてきたのですが。
官僚政治の打破の石原慎太郎さん、公務員制度の改革の言い出しの元の安倍さん、その下で働いき自民党の改革への弱腰姿勢で飛び出した渡辺喜美さん、そして橋下さんが組めば公務員制度改革の強力な布陣になるときに。
それに担当大臣で発信力のある稲田朋美さん。そして何とか維新の会を取り込もうとする安倍さん。
もし維新の会と言うより橋下さんが、こう言う絶好のチャンスに原点に帰って公務員制度改革の主導権を握れば維新の会の支持率は上がるばかりなのに。
どこで橋下さんの方向が間違ったのでしょう。
・生活の党
どの党を支持?生活の党0、生活の党1
私はこの数字を見て、生活の党を率いる小沢さんの国政に対する影響力は殆ど無くなっているのを示していると思います。
唯一つ、それでも今もなお猛烈な小沢さん支持者がいるようなので敢えてとり上げてみました。
現実問題として維新の会やみんなの党からも生活の党からの呼びかけに対して冷たい反応しか帰ってこないそうです。
秘書三名に対する有罪判決の一方で小沢さん生き残りと言う一昔の永田町で見る光景。 小沢さんの離党や解党に伴う不自然な大きな金の流れ。
私は情報過多の時代で、もはや清濁併せ飲む政治家は最早存在できないと思うのですが。
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今日の読売が15~17日の世論調査の結果を発表していました。
一面では「TPP交渉参加「評価」60%」と出ていましたが、今日は支持率45%と好調の自民党以外の党のことに触れて見たいと思っています。
・どの党を支持?:自民党45%(前回42%)(以下全て%、括弧内は前回数字)、民主党5(6)、維新の会2(5)、みんなの党4、共産党2、生活の党0、社民党1
・参院選比例ではどの党に投票?:自民党43(42)、民主党7(7)、維新の会9(13)、みんなの党6、共産党4、生活の党1、社民党1
・民主党
民主党は支持率は漸減、比例の投票先ではみんなの党、共産党とも政党支持率より上を示しているのに民主党は同じ同じ数字で、偶然と思いますが社民党の傾向とほぼ同じです。
私はこの傾向から、前々から書いてきたように民主党は社民党と同じ絶滅危惧種の道を歩むのではないかという私の心配を象徴しているような気がします。
私は民主党再生の道は社会党的な考えを持つ人達、日教組、自治労、それと一部マスコミやネットで言われている社会党出身の事務局の人達を切るしかないと書いて来ました。 今マスコミでは民主党と連合の連携の確認、強化の動きが報道されていますが、私は良い意味でも悪い意味でも資本家と結び付きが強い自民党と対抗し、国の方向を誤らせないために労働組合を支持基盤とする政党の存在は日本に取って欠かせないことだと思います。
問題は労働組合でも旧来からの労使対決型の共産党や社会党の影響が強い組合と、労働者の権利は主張しても、その確保のためには労使協調も惜しまない組合がありました。
一昔は後者の組合を支持基盤とする民社党がありましたが、自民党や公明党が民社党の社会福祉政策を真似したために、その存在価値をなくして衰亡の道を辿りました。
民主党は民社党と労使協調型の組合、社民党と労使対決型の組合を全て取り込んで政権奪回を果たしました。
労使協調型の組合は御用組合と揶揄され批判されてきましたが、その良い所は労働者の権利も主張するが、会社あっての組合として会社の事も考えて動きます。
これを政治で言えば日本あっての労働組合です。
そのことを考えれば自民、民主とも政権を取れば先ず国あっての政策を考えるのは当然で、日本より自分達の権利を優先する人達が国政に携わって貰っても困ります。
日本国民は半世紀も続いた自民党政権に飽き足らず民主党政権を選びましたが、見事失敗しました。
その原因には良く言われた社会党出身の事務局が作り出したと言われるばら蒔き政策と、官僚だけでなく自治労からの圧力に耐えきれずに、折角の国民期待の政治主導の行政改革が失敗に終わったことです。
国民はこのことに気づいたのが、そしてやはり自民党しかいないと気づいたのが今回の世論調査に続く今までの一連の調査が示していると思います。
民主党が政権与党に帰り咲くにはやるべきことは決まっています。
社会党的な考えを持つ人達、自治労・日教組を切ることです。
それて民主党を支持しそれに政権を取らせるために連合のやることも決まっています。
日教組、自治労など労使対決型の組合を切ることです。
外野は簡単に正論を言いますが、簡単なことではありません。
然しやらねば今の支持率から見ても、完全に政権復帰の望みなしどころか、私の心配する「山が動いた」と土井さんが言ったある、絶滅危惧種の道を歩みだした社民党のようになるのか、解党するしかないような気がするのですが。
維新の会
・どの党を支持?維新の会2(5)、みんなの党4。参院選比例ではどの党に投票?維新の会9(13)、みんなの党6の数字は維新の会が深刻な問題を抱えていることを示していると思います。
維新の会がまだ大きな支持率をもっていたことから、高い支持率の原因は橋下さんの大阪府・市の合理化の成功とそれをもたらした橋下さんの人気の全てで、その他には実績として何もないと書いてきました。
そして橋下さんがそれ以外の事で発言をするたび、そして維新の会の政界に対する影響を大きくなるごと、その支持率を下げて来ました。
それともう一つこれは維新の会の責任ではありませんが、国民は大きな期待を担って政権を取らせた民主党の大失敗を見て、維新の会やみんなの党に余り期待をし過ぎてはいけないと思っているのも支持率の低下の一因となっていると思います。
私は維新の会は橋下さん得意の、そして唯一のセールス・ポイントの公務員制度改革一本に絞って、ここしばらくはその他の政策は維新八策の線で議員の自主投票に、その間に合同した「立ち上がれ日本」のベテランのもとで日本の政治に就いて勉強すべきと書いてきたのですが。
官僚政治の打破の石原慎太郎さん、公務員制度の改革の言い出しの元の安倍さん、その下で働いき自民党の改革への弱腰姿勢で飛び出した渡辺喜美さん、そして橋下さんが組めば公務員制度改革の強力な布陣になるときに。
それに担当大臣で発信力のある稲田朋美さん。そして何とか維新の会を取り込もうとする安倍さん。
もし維新の会と言うより橋下さんが、こう言う絶好のチャンスに原点に帰って公務員制度改革の主導権を握れば維新の会の支持率は上がるばかりなのに。
どこで橋下さんの方向が間違ったのでしょう。
・生活の党
どの党を支持?生活の党0、生活の党1
私はこの数字を見て、生活の党を率いる小沢さんの国政に対する影響力は殆ど無くなっているのを示していると思います。
唯一つ、それでも今もなお猛烈な小沢さん支持者がいるようなので敢えてとり上げてみました。
現実問題として維新の会やみんなの党からも生活の党からの呼びかけに対して冷たい反応しか帰ってこないそうです。
秘書三名に対する有罪判決の一方で小沢さん生き残りと言う一昔の永田町で見る光景。 小沢さんの離党や解党に伴う不自然な大きな金の流れ。
私は情報過多の時代で、もはや清濁併せ飲む政治家は最早存在できないと思うのですが。
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